マットレスはものによって寝心地がまったく違います。
どのメーカーのマットレスも見た目が似ているため、
「なにがどう違うんだ…?」
と思われるかもしれませんが、材質や形状によって硬さや反発力がまったく違うのです。
寝心地が違えば、当然人によって合う・合わないマットレスが出てきます。最高級のマットレスだからといって、硬さが使う人に合わなければ意味がありません。
つまり、マットレスは値段が高ければ寝心地がいいというわけではないのです。ですので、マットレスはコスパ重視で幅広い人にフィットするマットレスを選びたいところ。
そこで、本記事では50以上のマットレスを体験してきた筆者が、コスパ最強で快眠できるおすすめのマットレスを厳選しました。
たくさんの種類を比較して、本当におすすめのマットレスだけを厳選しています。
・家具業界で20年以上働いているマーケター
・商品開発やアドバイザーなど幅広い分野で活動中
記事の内容について
- コスパ最強のマットレスをランキング付け
- 「5万円以下」でおすすめのマットレスを厳選
- 「5万円以上」でおすすめのマットレスを厳選
なお、本記事は「マットレス」についてのご紹介です。
ベッドフレームについては専門家が厳選したおすすめのベッドフレーム紹介記事をご覧ください。
【2024年11月】安いベッド通販おすすめ比較ランキング「コスパ最強」を厳選
目次
おすすめのマットレスを選定した基準
本記事で、おすすめのマットレスとして選定した基準は
「素材」「価格」
の2つです。
硬さの基準は体格によって変わってきますので評価には含んでいませんが、商品ごとに硬さを記載しています。
マットレスは、単純に安いからコスパ最強というわけではありません。
いくら安くても商品寿命が短ければ、それはコスパが良いとは言えないからです。
反対に、たとえ5万円以上でも10年使用できればそれはコスパが良いという結果になります。
大切なのは、価格以上の価値があると判定できるかどうか。
本記事では、予算別でコスパ最強のマットレスを厳選しました。
コスパ最強のおすすめマットレスランキング1位はコレ!
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | 高反発ウレタンフォーム |
硬さ | ややソフト |
価格 | 50,000円〜 |
メーカー | 快眠タイムズ |
コスパ最強のおすすめランキング1位に選んだマットレスがこちら。
その名は快眠タイムズマットレスです。
上級睡眠健康指導士がこだわり抜いて作ったマットレスで、最高の寝心地を体感できます。
本商品でもっとも評価できるポイントは、底打ち感のなさと寝返りの打ちやすさです。横になった瞬間に思わず「気持ちいい」とつぶやくほど心地よさを実感できます。
ゾーニングによって腰のサポートが効いているので、正しい寝姿勢を維持できるのも魅力のひとつ。
体重80Kg以上の筆者でも、沈みすぎず身体をしっかり支えてくれます。
これぞまさに、幅広い体重・体格にフィットする万能型のマットレスといえるでしょう。
腰の負荷を検証する機器で計測したところ39.8と良好な数値が出ました。
なお、50以下であれば腰に負荷がかかりにくく体圧分散できていることになります。
結論を言いますと、これだけの「寝心地・仕様・保証」を考えるとコスパ最強といえます。
しかも、購入後に寝心地が気に入らない場合は返品保証(期間あり)が付いており、サポートもバッチリです。
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コスパ最強のおすすめマットレスランキング
コスパ最強のおすすめランキング1位は快眠タイムズマットレスと紹介しました。
ここからは上位6種類をランキング形式で紹介します。
なお紹介するマットレスは「コスパ」の観点から判定しており、価格だけでランキング付けはしていません。
総合的な評価をもとに順位付けしています。
2位:NELLマットレス
高反発&腰にやさしい
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
中材 | ポケットコイル+高反発ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 75,000円〜 |
メーカー | NELLマットレス |
・硬めが好み
NELLマットレスは、業界最高水準の1734個ものポケットコイルを使用した高反発マットレスです。
日本人の体型に合うよう設計されており、実際に体圧分散に優れていることが証明されています。
ハイスペックのわりに価格は抑えられ、高級ホテルのマットレスのようだと多数のメディアから評価されているもの特徴の一つです。
また、注目すべき点に「保証の長さ」があります。なんと、NELLマットレスには10年間の耐久性保証が付いているのです。
もし身体に合わない場合は返金保証もあるので「とりあえず試してみる」という感覚で購入できるのもおすすめのポイントです。
寝返りが打ちやすいマットレスなので、腰の負担を軽減するため、腰に不安を抱える人はぜひチェックしてみてください。
・Amazon、楽天市場では販売していません
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ニトリのNスリープと比較
NELLマットレスをニトリのマットレス「コンフォート」と比較する方が多いようです。
理由はどちらのマットレスも業界最高クラスの高密度ポケットコイルとうたっているため、比較対象になるからでしょう。
当サイト調べによると、ポケットコイルの数ではNELLマットレスの方が多いことが確認できました。
つまり、NELLマットレスの方が密度が高いといえるわけです。
比較対象のニトリ「コンフォート」のコイル数が1233個に対して、NELLマットレスのコイル数は1734個。
500個以上もNELLマットレスの方が多く高密度です。
価格はコンフォートの方が15,000円ほど安いですが、グレードの高さではNELLマットレスに軍配が上がります。
ノーリー
3位:ハイグレード2層コイルマットレス
サイズ | セミシングル シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
中材 | ポケットコイル(交互配列)+ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 29,980円〜 |
メーカー | RASIK |
・やや硬めの寝心地が好み
安くて高級感があるマットレスが欲しい方、RASIKのハイグレード2層コイルマットレスがおすすめです!
高級ホテルにあるようなヴォリュームたっぷりのマットレスで、価格に見合わない高級感がありますよ。
クセのない上質な寝心地も満足できます。
中材はポケットコイルが2段に重なっていて、身体を点で支えしっかりと体圧分散するため、翌朝も身体がラクに感じます。
これぞ、値段以上に質の高さを実感できる「コスパ最強のマットレス」です。
ラグジュアリーなデザインは、寝室の質を格上げする効果もありますよ。
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ノーリー
4位:ポケットコイルマットレス(neruco)
サイズ | ・セミシングル ・シングル ・セミダブル ・ダブル ・クイーン (ロングサイズあり) |
中材 | ポケットコイル |
硬さ | ソフト |
価格 | 12,990円〜 |
メーカー | neruco |
・ソフトな寝心地が好み
お値打ちな価格で人気のベッド通販、ネルコンシェルジュ nerucoでめちゃ売れているマットレスです。
安いとはいえ、ポケットコイルが高密度に配置されており、値段以上の価値を感じられます。
ソフトな寝心地が好みなら、ぜひチェックしてください。コスパ最強のマットレスだときっと満足できるでしょう。
高反発で寝返りが打ちやすいため、腰に不安を抱えている人にもおすすめですよ。
関連記事
ベッド通販neruco「ネルコ」の評判とオススメを家具マーケターが徹底解説
5位:国産ポケットコイルマットレス
サイズ | ・セミシングル ・シングル ・セミダブル ・ダブル ・ワイドダブル ・クイーン ・キング |
中材 | ポケットコイル+ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 36,900円〜 |
メーカー | ビーナスベッド |
・設置までしてほしい
創業50年のベッド専門店、ビーナスベッドが本気で作った国産ポケットコイルマットレスです。
ポケットコイルには硬銅線よりワンランク上の「ピアノ線」を使用しており、品質の高さを物語っています。
適度に体圧を分散して、負荷のない寝姿勢になるように設計されているのは注目すべきポイントです。
内部の綿には防臭と抗菌加工されており、衛生的な点もメリットといえます。
なお、本商品は配達員が室内まで運んで無料で設置までしてくれるのでラクですよ。ダンボールなどの残材も回収してくれるため、手間がかかりません。
「国産ポケットコイルマットレス」をビーナスベッド公式ストアで見てみる
6位:AK-818(日本製 高反発マットレス)
サイズ | ・シングル |
中材 | ウレタンフォーム |
硬さ | 硬め |
価格(シングル) | 18,980円〜 |
メーカー | アキレス |
・使わないときは収納したい
高反発で寝返りしやすいアキレスの本商品は、腰に不安を抱える人におすすめのマットレスです。
高反発で寝返りが打ちやすいように設計されており、腰への負荷を軽減します。
硬さもあるため、肩や腰が沈み込まず、体重をしっかり支えるバランスの取れたマットレスですよ。
折り畳むことができるので、使わないときはパッと畳んで収納することも可能です。
ちなみに、アキレスはウレタンフォームの製造メーカーで技術力の高さに定評があります。
家具メーカーへのOEM供給も多数ある実績のある会社です。
日本製で高品質(カバーは中国)という点は、本商品を購入する大きなメリットといえます。
7位:快眠ポケットコイルマットレス
安さ重視ならコレ!
サイズ | セミシングル シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
中材 | ポケットコイル+ウレタンフォーム |
硬さ | ソフト |
価格 | 13,980円〜 |
メーカー | RASIK |
・安さを重視したい
快眠ポケットコイルマットレスは激安ベッド通販、RASIKのオリジナルのマットレスです。
とにかく安さが魅力で、キングサイズでも2万円以下というおどろきの安さ。ソフトで底打ち感のない寝心地は、価格以上のパフォーマンスといえます。
やわらかい寝心地のため、体重80Kg以上の人には不向きですが、80Kg未満の人は快適な寝心地です。
本商品はレビュー記事がありますので参考にしてください。
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コスパ最強のマットレスを比較
コスパ最強おすすめランキングの1位から7位をグラフで位置付けし、比較しました。
グラフの中央位置が、ズバリ平均値になります。ランキング上位のおすすめのマットレスを厳選していることもあり、平均以下のマットレスはありません。
快眠タイムズマットレスは価格が中央値でありながら、値段以上の質のよさを体感できるため、グラフのようにもっとも左に寄っています。
「3」のハイグレード2層コイルマットレスは、安いわりに見た目と寝心地がすばらしく、コスパはかなり高いです。
安い!5万円以下で買えるコスパ最強のおすすめマットレス
5万円以下でコスパ最強のマットレスをご紹介します。
なかには1万円台で買える激安もありますので、価格重視の方は参考にしてください。
また、IKEAやニトリなど家具量販店のマットレスもおすすめしたいモデルがあるため、あわせてご紹介します。
モットン高反発ウレタンマットレス
お値打ち&コスパ最高
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | 高反発ウレタンフォーム |
硬さ | ソフト・レギュラー・ハード |
価格 | 39,800円〜 |
メーカー | モットン |
・腰に不安を抱えている
腰痛対策マットレスとして有名なモットンマットレスは、ハイスペックなのにお値打ちな価格でかなり売れています。
購入できるのは通販のみのため店頭で試すことはできませんが、返金保証が付いているから安心です。購入したものの、もし寝心地が合わなくても返品できますからね。
硬さは「ソフト」「レギュラー」「ハード」の3種類から選べるため、自分好みの硬さをチョイスできるのもメリットのひとつ。
腰痛対策マットレスというだけあって、反発力が高く寝返りを打ちやすいのが特長です。
国内で13万人以上の愛用者がいるというのも、それだけ売れている証拠といえるのではないでしょうか。
価格はAmazon、楽天市場、モットン公式サイト、価格はすべて同じです。
ただし、返金保証があるのは公式サイトのみですのでご注意ください。Amazonや楽天市場は返金保証が付いていません。
ノーリー
ヴァレヴォーグ
引用元:IKEA
サイズ | セミシングル シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | ポケットコイル+ウレタンフォーム |
硬さ | ふつう |
価格(シングル) | 25,900円〜 |
メーカー | IKEA |
・店頭で試してから買いたい
IKEAの数あるマットレスのなかで、とくにおすすめなのが「ヴァレヴォーグ」です。
硬さは「ふつう」ですがフィット感に優れ、しっかり体圧分散します。高反発のため寝返りしやすいのも特長のひとつ。
価格以上の寝心地を体感できるコスパ最強のマットレスですよ。実際に、IKEAのスタッフさんへヒアリングしたところ、シリーズで一番売れているマットレスとのことでした。
たくさんのお客様が店頭で試して購入しているようです。
なお、安いゆえ生地の質感はそれほど良くはありませんが、敷きパッドを敷いて使うなら気になりません。
NスリープCH2
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | ポケットコイル+ウレタンフォーム |
硬さ | 硬め |
価格(シングル) | 29,900円〜 |
メーカー | ニトリ |
・がっちりした体格の人
ニトリのマットレスは一部メーカー品を除き「Nスリープ」という自社ブランドを展開しています。
なかでも本商品はシリーズで「とても硬く、しっかりした寝心地」が特長になるマットレスです。
沈み込まず、身体をしっかり支えるため、体格がガッチリした人にとてもおすすめですよ。安いわりにしっかりした作りで、コスパ最強のマットレスといえます。
ニトリは店頭で試してから買えるのもメリットですよね。気になる方は、最寄りのニトリへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
もちろん、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入しても値段は同じです。
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ニトリのベッドの特徴と評価を徹底解説。THEおすすめはコレ!
雲のやすらぎプレミアム
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | ウレタンフォーム |
硬さ | ややソフト |
価格 | 44,800円〜 |
メーカー | イッティ |
・手軽さも追求したい(軽くて扱いやすい)
雲のやすらぎプレミアムは、楽天市場において寝具部門でなん度もランキング入賞している超人気のマットレスです。
その名のとおり、雲のようなやわらかい寝心地はとても心地いいですよ。マットレスカバーも上質で、寝心地を向上させるほど厚みがあります。
本体は表裏、前後方同じ形状なので、定期的に向きを変えて使えば部分的なヘタリを回避でき長く使用できるメリットもあります。
クセのない心地いい寝心地は、どんなマットレスがいいか悩んでいる人におすすめの一品です。
3Dメッシュ
サイズ | スモールセミシングル シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | ポケットコイル |
硬さ | ソフト やや硬め |
価格 | 11,801円〜 |
メーカー | cacom |
コスパ最強の「3Dメッシュ」は激安のベッド通販cacomで販売している人気のマットレスです。
サイズ展開が豊富で、2人で寝るのにちょうど良いダブル・クイーンサイズがあります。
本商品の特徴は通気性に優れているところ。カビやダニの発生を抑制できるので衛生的です。
2種類の硬さが用意されており、迷ったら「やや硬め」を選ぶとよいでしょう。
なお、本商品はcacom公式ストアでのみ販売しています。楽天市場などモールでは販売していません。
メッシュウィングマットレス
サイズ | セミシングル シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | 高反発ウレタンフォーム(エリオセル) |
硬さ | 硬め |
価格 | 36,520円〜 |
メーカー | マニフレックス |
・折り畳んで収納したい
メッシュウィングマットレスの中材は高反発フォーム『エリオセル』を採用しており、優れた体圧分散を発揮するおすすめのマットレスです。
やや硬めの寝心地で、アスリートや腰に不安を抱える人からの支持も厚く、とても人気があります。
3つ折りに折り畳めるため、押し入れにサッと収納できるのはメリットですよ。ベッドフレームの上だけでなく畳の上でも使えるのも魅力です。
TW-010a
サイズ | シングル セミダブル ダブル ワイドダブル |
中材 | 高密度連続スプリング ウレタンフォーム |
硬さ | 硬め |
価格 | 43,000円〜 |
メーカー | フランスベッド |
・ガッチリ体型(80Kg以上)
TW-010aは、フランスベッドがWEB限定で販売しているマットレスです。
フランスベッドのなかでも、とくに硬めで寝心地が良いと高く評価されており、実際たくさんの人が購入されています。
コイルはフランスベッドが独自に開発した高密度連続スプリングを採用しており体圧分散に優れているのが特徴です。
腰あたりをしっかり支えると同時に、耐久性も高いため末長く使用できます。
コイルの性質上、通気性にも優れているので、カビが発生しにくいメリットもあります。
MLILY(エムリリー)
サイズ | セミシングル シングル セミダブル ダブル |
中材 | 優反発ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 21,980円〜 |
メーカー | TOBEST |
・腰に不安がある
MLILY(エムリリー)はマンチェスター・ユナイテッドのオフィシャルパートナーで、世界のアスリートにも認められているマットレスです。
たくさんのJリーガーにも愛用されており、購入者から高い評価がたくさん寄せられています。
寝心地は高反発と低反発を併せ持つめずらしい「優反発」で、自然と寝姿勢を正すのが特長です。腰痛予防マットレスとしても人気があります。
また、復元率は99.5%と高い耐久性を誇ります。
アスリートにも認められているコスパ最強のマットレスですよ。
ノーリー
ソムレスタ
サイズ | シングル セミダブル ダブル ワイドダブル |
中材 | SOMRESTA(高反発ウレタンフォーム) |
硬さ | 硬め |
価格 | 39,840円〜 |
メーカー | ソムレスタ |
ソムレスタは2020年にグッドデザイン賞を受賞した、高反発ウレタンマットレスです。
独自開発したソムレスタフォームは超高密度・高反発で硬めの寝心地を体感できます。
弾力性も高く寝返りもしやすいので、肩や腰への負担も軽減する特徴がありますよ。口コミ評価が高く、腰に不安を抱える人にも人気のマットレスです。
また、一般的なマットレスに比べて厚みがなく、廃棄の際も可燃ごみで処理できるといった手軽さも魅力です。
ノーリー
5万円以上でコスパ最強のおすすめマットレス
5万円以上になるとハイスペックなモデルが一気に増え、上質なマットレスを買える選択肢が増えます。
もちろん、価格が高いから優れたマットレスというわけではありません。
ここでは、5万円以上で本当におすすめできるコスパ最強のマットレスを厳選しました。
SOERUマットレス
寝返りが最高に打ちやすい
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | ・ライトウェーブ ・無膜ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 115,000円〜 |
メーカー | 錦之堂インターナショナル |
・「ふつうの硬さ」が好み
・返品保証がほしい
SOERUマットレスは、異素材を組み合わせることで、かつてないほどの寝返りの打ちやすさを実現しています。
硬すぎずやわらかすぎない、絶妙な硬さで身体を適切に体圧分散するのです。とくに、腰の支えがしっかりしているため腰に不安を抱える人にもおすすめしたいマットレスです。
また、120日間の無料トライアルがついているので、寝心地が合うか心配する必要もありません。
GLAMOROUS
高反発&体圧分散に優れる
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | ・ライトウェーブ ・無膜ウレタンフォーム |
硬さ | ふつう |
価格 | 81,180円〜 |
メーカー | Literie |
コア材にライトウェーブを採用している本商品は、日本のベッドメーカーLiterie(リテリー)のマットレスです。
ライトウェーブは釣り糸状になったポリエチレンを絡ませるようにできており、エアウィーブと同様、体圧分散と通気性に非常に優れています。
商品コンセプトがエアウィーブと似ていますが、価格はリテリーのほうが安いです。
マットレスの要となるコア材は国内で製造しているため、高品質で安心して長期間使用できますよ。
特徴をまとめると…
- 体圧分散に優れている
- 通気性が良く衛生的(カバーも洗える)
- 寝返りしやすい
といった感じです。
床に直置きすると冬は寒く感じるデメリットがありますが、ベッドの上で使用するなら冷たさを感じることはありません。
エアウィーブが欲しいけど値段で迷っているなら、ぜひチェックしてくださいね。高品質で寝心地のいいとてもおすすめのマットレスですよ。
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リテリーのモーションマットレスをレビュー。電動ベッドなのに…
ビューティーレスト5.5インチポケットコイルマットレス
Amazon限定販売品
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン |
中材 | ポケットコイル+高反発ウレタンフォーム |
硬さ | 硬め |
価格(ゼミダブル) | 99,000円 |
メーカー | シモンズ |
・上質な寝心地を追求したい
シモンズといえば、高級とイメージする方が多いのではないでしょうか。
実際にそのとおりで、超高級ホテルにも採用されるほど質がいいマットレスブランドです。
高額なため気軽に買える代物ではありませんが、本商品は違います。Amazon限定でシモンズとしては破格の安さで買えるのです。
硬い寝心地は腰をしっかりと支えるため、腰に不安を抱える人も多数購入しています。
一流ブランドなのにコスパ最強のマットレスをぜひチェックしてくださいね。
LIMNE(リムネ)マットレス
最高にやわらかい
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | ウレタンフォーム |
硬さ | ソフト |
価格 | 79,900円〜 |
メーカー | LIMNE |
・包み込まれるような触感を体感したい
LIMNEマットレスはとてもやわらかく、超気持ちよく眠れる人気のマットレスです。
SNSの口コミを見ていると、女性に人気が高いことがうかがえます。長期保証が付いているので、安心して末長く使用できるのもポイントです。
本商品はレビューのために半年以上使用しましたが、本当にマシュマロみたいに包み込まれるような寝心地でした。
やわらかく優しさに包まれながら眠りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
とてもやわらかいので、80Kg以上の人が寝ると沈みすぎる場合があります。80Kg以下の人なら超快適に寝れますよ。
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リムネマットレスを安く買う方法。買ってはいけないタイミング
雲のやすらぎプレミアム3R
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
中材 | ウレタンフォーム |
硬さ | 調節可能 |
価格 | 79,800円〜 |
メーカー | イッティ |
・長期間使いたい
超人気の雲のやすらぎプレミアムシリーズから高級モデルとして発売されている「雲のやすらぎプレミアム3R」は、腰に不安を抱える人にイチオシのマットレスです。
腰への負担軽減を重視した設計になっており、筆者も体験してみたところ、本当に翌朝腰がラクに感じられました。
上質なマットレスでありながら、けっして高くはない価格はかなり魅力的です。
雲のやすらぎプレミアムマットレス モデル3Rを公式ストアで見てみる
サーモフェーズプレミアムモデル
サイズ | シングル・セミダブル・ダブル |
中材 | 高反発ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
価格 | 71,280円〜 |
メーカー | アキレス |
・高品質重視
サーモフェーズプレミアムは、睡眠に適した温度に自動調節する機能を持っためずらしいマットレスです。
1年を通して暑すぎず寒すぎない快適な寝床を確保できるため、睡眠中の体温の変化によるストレスを感じさせません。
寝心地はやや硬めで、沈みやすい頭部、肩、腰をしっかり支え、正しい寝姿勢を導くのが本商品の特長です。
上層、中層ウレタンの硬さを変えることで体圧を分散する工夫がされています。
アキレスは元々、ウレタンを専門で作っている会社で、あらゆる分野でアキレスのウレタンが採用されているのは業界では有名な話です。
本商品はウレタンの開発ノウハウを最大限に活かしたプレミアムなマットレスといえるでしょう。
日本製で高品質である点も、魅力といえるでしょう。それにしても、すごい機能を備えたマットレスです。
ノーリー
アニバーサリー36ぺディック
サイズ | シングル セミダブル ダブル ワイドダブル |
中材 | ポケットコイル(交互配列)+ウレタンフォーム |
硬さ | 硬め |
価格 | 77,000円〜 |
メーカー | サータ |
・しっかりした寝心地が好み
・腰に不安がある
ビッグ3S(サータ・シモンズ・シーリー)のなかで米国でもっとも大きな売上を誇るサータ。
サータのマットレスは全体的に高いですが、本商品「アニバーサリー36ぺディック」はとてもコスパの良いマットレスです。
なお、本商品はサータ日本上陸30周年を記念して作られており、通販向けのモデルとして販売されています。
ポケットコイル交互配列によって硬めでしっかりした寝心地は、ガッチリとした体格の方にもおすすめです。
内部構造は7層になっており『サータならではの上質な寝心地』を実感できますよ。
エマ・マットレス
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
中材 | 高反発ウレタンフォーム |
硬さ | ややソフト |
価格 | 108,000円〜 |
メーカー | エマ・スリープ |
・やや硬めが好み
エマ・マットレスはドイツで誕生した受賞歴多数の高反発ウレタンマットレス。
通販専門で、店頭で購入することはできません。
本商品は日本に2020年10月に上陸したばかりですが、世界では20カ国以上で200万人以上も愛用者がいる人気商品です。
寝心地はややソフトで、腰あたりはサポートしつつ肩あたりは適度に沈む寝心地の良さを体感できます。
また、ウレタンマットレスのデメリットである寝返りのしにくさと、通気性の悪さも特殊なウレタン構造により克服しているのも特長です。
10年という長期保証が付いているので、安心して使い続けることもできます。筆者も実際に体験して、寝心地を高く評価したおすすめのマットレスです。
ブレインスリープマットレス フロート
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
中材 | ポリエチレン |
硬さ | やや硬め |
価格 | 88,000円〜 |
メーカー | BRAIN SLEEP |
・翌朝に疲れが取れていないことが多い
・腰に不安がある
ブレインスリープマットレス フロートは「脳を健康にする」をコンセプトに化学の知見からアプローチしたマットレスです。
スタンフォード式最高の睡眠 の著者で睡眠に関する専門家でもある西野氏も開発に携わっており、発売当時からかなり話題になりました。
横になると脚の位置が高くなるのが特徴で、血の巡りを良くするように作られています。
筆者は半年以上使用していましたが、たしかに翌朝スッキリと起きられることを体感しました。
軽くて扱いやすく衛生的ですし、とても良いマットレスですよ。
本商品は普段使用しているマットレスの上に重ねて使用するのに向いていますが、単体での使用も可能です。
ただし、単体で使用する場合は床に直置きではなく、ベッドフレームの上に置くことをおすすめします。
そうすれば冬に床からの冷気を感じにくいです。
おすすめのマットレスはどう選ぶ?(専門家による解説)
身体の専門家でもあるカイロプラクターの河村さんに、おすすめのマットレスの選び方について聞きました。
家具コンパス:
自分に合うおすすめのマットレスを選ぶ際に、気をつけるべきことがあれば教えてください。
河村さん:
体格や体重によって、合うマットレスというのは変わってきます。
たとえば、柔らかいマットレスに体重が重い人が寝ると、沈みすぎて正しい寝姿勢を維持できません。
そうすると腰痛の原因になります。
分かりやすく言うと、高級なマットレスがすべて良いかといえば、そうではありません。着目すべき大切なポイントは、「正しい寝姿勢」を維持して睡眠できるマットレスか?
と言う点です。
あとは硬さだけでなく、寝返りの打ちやすさも大切です。
人は睡眠中、寝返りを打つことで筋肉をほぐす役割もありますから、これがうまくできないと身体のコリや腰痛など不調の原因になります。
家具コンパス:
「正しい寝姿勢」と「寝返りの打ちやすさ」は気をつけた方がいいということですね。
河村さん:
そうですね。
正しい寝姿勢を維持するには、硬さが関係します。
体重が軽めのほっそりした人なら「ソフト〜ふつう」くらいの硬さのマットレスが合いやすいかと。
がっちりした人は「やや硬め〜硬め」のマットレスを選ぶと良いですよ。
基本的に硬すぎのマットレスはおすすめしません。
身体とマットレスの間にすき間ができて落ち着きませんし、硬すぎると血行不良を招く恐れもあります。
寝返りの打ちやすさという点では、高反発のマットレスが良いですね。
私は腰痛持ちの患者さんには「寝返りが打ちやすい高反発マットレス」をおすすめしています。
家具コンパス:
中材について、おすすめはありますか?ウレタンが良いとか、コイルが良いとか。
河村さん:
それは商品的な特徴が入ってくることなので、一概にどれが良いかは言えません。価格によって中材のグレードは大きく変わってきますし。
中材はさておき、体圧分散するマットレスはおすすめできますね。
身体に掛かる負荷を分散できれば、それだけ不調を回避することもできますから。
先ほども説明しましたが、どのようなタイプのマットレスであれ、大切なのは「正しい寝姿勢」と「寝返りの打ちやすさ」です。
体圧分散は大切ですが、それよりもこの2つがマッチすれば中材はそこまでこだわらなくて良いかと。
ただ「通気性」や「振動」は直接寝心地とは関係はないけれど、気を付けた方が良いポイントかと思います。
通気性は衛生面に影響しますし、振動は隣で寝ている人の眠りの妨げになりますので。
そう考えると「ポケットコイル」「通気性に配慮したウレタン」あたりが優秀と言えるでしょうね。
・細い人は「ソフト〜ふつうの硬さ」を選ぶ
・がっちり体型の人は「やや硬め〜硬め」を選ぶ
・体圧分散するマットレスは身体への負荷を軽減する
マットレスのサイズの選び方
マットレスにはさまざまなサイズがあります。
「1人で寝る」「2人並んで寝る」「家族で寝る」
など、シーンに合わせて選ぶ必要があります。
余裕のあるサイズでゆったり眠りたい場合は、1クラス上の大きいタイプを選ぶのがおすすめです。
たとえば、1人で使うならシングルサイズを選べば問題ないですが、セミダブルなら余裕を持ってゆったりと寝ることができます。
セミシングルサイズ
セミシングルサイズはシングルサイズに比べて10~20cm幅が細いため、狭い部屋でも使いやすい特徴があります。
ほっそりとした体型の方におすすめですが、寝相が悪い方にはおすすめできません。
なお、メーカーもあまりこのサイズは販売していないので、選択肢が限られるのがデメリットです。
シングルサイズ
シングルサイズはセミダブルと並び、もっとも多く普及しているサイズです。
各メーカーでさまざまなシングルサイズのマットレスを販売しているため、選択肢が増えます。
ただし、肩幅が広く骨格の大きな人にはやや狭く感じるため、注意が必要です。一人暮らしの場合でも、できれば「セミダブル」を選ぶことをおすすめします。
そうすれば、寝返りも打ちやすくなります。
セミダブルサイズ
セミダブルサイズは、ゆったり寝たい人に最適なサイズです。寝返りが打ちやすく、余裕をもって寝られます。
幅広い体型に対応できるのもメリットですよ。
ダブルサイズ
ダブルサイズは2人で並んで寝るのにおすすめのサイズです。
普通体型であれば使いやすく、マットレスの種類も多いため選択肢が増えます。ただし、体格によっては、それほど余裕のある大きさとはいえません。
ワイドダブルサイズはあまりおすすめしません
ワイドダブルとクイーンサイズの中間で「ワイドダブル」も存在します。
ダブルサイズより10cm大きいため、2人で寝やすいサイズにはなりますが、販売している種類は少ないです。
しシーツやボックスカバーも種類は多くないため、できるだけ避けたほうが無難です。
クイーンサイズ
クイーンサイズは2人でゆったり寝れますし、小さな子供であれば3人並んで寝ることもできます。子育て最中のファミリーにも最適ですよ。
寝室に置けるなら、ぜひ検討してみてください。寝返りも打ちやすくおすすめです。
キングサイズ
キングサイズは、3人で寝ることもできる余裕のあるサイズです。広さは申し分なく、とても快適に寝られます。
ただし、サイズが大きい分、寝室が広くないと配置できません。事前にマットレスを置いても動線が確保できるか確認しておきましょう。
室内に搬入できるも注意が必要です。
ショートサイズ
標準サイズより15cm短い子ども向けのマットレスです。
コンパクトなだけに狭い子ども部屋にもおすすめですが、成人でも身長160cm未満であれば寝られます。
部屋が狭くても圧迫感が出ないのもメリットです。
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ロングサイズ
標準サイズでは足がはみ出てしまう高身長の方におすすめのサイズです。ただし、ロングサイズは種類が多くありません。
欲しいマットレスがあっても、ロングサイズの展開がないという場合も多々あります。
睡眠に悩む人はマットレスを別々にするのがおすすめ
寝つきにくい体質の方で、質のいい睡眠を目指したいなら、マットレス1台にたいして1人で寝ることも検討しましょう。
理由は、隣の人の気配を感じないようにするためです。
たとえば、先に自分が眠ったとしましょう。
入眠してウトウト眠りの世界に入っていく最中、隣に人が入ってきたら…
浅い眠りのときほど、気配を感じて入眠のタイミングが遠のいてしまいます。
振動を感じにくいウレタンマットレスは、当サイトでもかなりご紹介してきました。
筆者自身もワイドダブルで2人で寝ることもありますが、睡眠に悩む人は、マットレス1台につき1人で寝ることも視野に入れてみてください。
硬さの好みが違うなら無理せず分けたほうがいい
男性と女性では体格も違いますし、筋肉の量も異なりますよね。男性は硬めのマットレスが合うのに、女性はソフトな寝心地が合うとしたら…
どちらかにマットレスの硬さの好みを合わせないといけません。いざ、使ってみるとどちらかがガマンして使い続けることになりかねません。
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マットレスの中材の種類
マットレスの中材はおもに5種類あります。
種類 | 特徴 |
ウレタン | ・別名ノンコイルマットレス ・さまざまな硬さの種類がある |
ポケットコイル | ・一般的で低価格〜高級まである ・さまざまな硬さの種類がある |
ボンネルコイル | ・身体を面で支える ・硬い寝心地が特徴 |
ファイバー | ・硬めで体圧分散に優れる ・通気性が良い |
ラテックス | ・ウレタンより高反発 ・通気性が良くない |
中材によって寝心地と耐久性など特徴が変わるので、購入を検討しているマットレスは事前にチェックしておきましょう。
ウレタンマットレス
ウレタンマットレスはその名のとおり、ウレタンのみで構成されたマットレスです。
コイルがないため、経年劣化による異音の発生もなく耐久性に優れているのが特徴です。
硬さの異なるウレタンを重ね、複層にすることで寝心地を向上させているマットレスも多数あります。
コイルマットレスに比べて通気性はよくありませんが、写真のように通気孔を空けて対策しているマットレスもありますよ。
なお、ウレタンにも種類があり、低反発や高反発によって硬さ・反発力が変わってきます。
たとえば快眠タイムズマットレスは、通気性を確保しつつ寝心地と衛生面で配慮した設計となっています。
ボンネルコイルとポケットコイルの違い
コイルを使ったマットレスには「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類あります。
一般的にはボンネルコイルは硬めの寝心地で、ポケットコイルは耐圧を分散しやすいといった特徴があります。
どちらにしょうか迷う場合は『ポケットコイルで、やや硬めのマットレス』をご検討ください。
やや硬めのマットレスは「硬すぎて身体が痛くなる、柔らかすぎて寝返りがしにくい」といったリスクを回避できるからです。
コイルマットレスを選ぶなら「ポケットコイル」がおすすめ
マットレスの中材にどういった材料が使われているかによって、寝心地に大きく影響を与えます。
先ほども説明したとおり、迷ったらポケットコイルがおすすめです。
理由はボンネルコイルより、ポケットコイルの方が体圧分散と横揺れの点で優れているためです。
「ポケットコイル」のメリット・デメリット
メリット
ポケットコイルのメリットは、身体を点で支え体圧分散に優れているところです。
また、横揺れが少なく隣で寝ている人の振動が気になりにくいのもメリットといえます。
デメリット
ポケットコイルのデメリットは不織布の袋に入っているので、通気性があまり良くないという点が挙げられます。
しかし、通気性を考えた生地を使ったり、中に湿気がこもらないようにマットレスの側面に通気孔を設けたりしているモデルもたくさんあります。
ポケットコイルだからといって通気性について、過度に心配する必要はありません。
ポケットコイルの数について
マットレスのサイズ | 平均的なコイルの数 |
セミシングル | 340個前後 |
シングル | 400~650個前後 |
セミダブル | 500個前後 |
ダブル | 600個前後 |
クイーン | 700個前後 |
キング | 800個前後 |
ポケットコイルは数によっても寝心地や耐久性が変わります。
コイルの数が多いほど弾力性が高く、寝心地は硬め。逆にコイルの数が少ないほどソフトな寝心地になります。
配列について
配列の種類 | 特徴 |
交互配列 | ・密着する分コイルの数が並行配列より多い ・硬めの寝心地 ・高額マットレスに多い傾向にある |
並行配列 | ・コイルの独立性が上がり機能が発揮されやすい ・すき間ができて空気の通り道ができる ・ソフトな寝心地 ・コストを抑えて作れる |
ポケットコイルには並行配列と交互配列の2種類で「並行配列」は縦横同じ配列でソフトな弾力性が特徴です。
「交互配列」は隙間を埋めるように配列されているので、弾力性は高めとなります。
巻き数について
コイルは巻いた状態でポケットに入っていますが、何回巻いているかによっても硬さが変わります。
一般的には5~8回巻いてあるものが多く、線径が同じ場合、巻き数が少ないほど硬く、巻き数が多いほどクッション性は上がります。
線径について
1.4mm | 1.6mm | 1.9mm | 2mm | 2.2mm |
柔らかい | やや柔らかい | 普通 | やや硬い | 硬い |
コイルは太さによっても硬さが変わります。
一般的には1.9mmが多いです。
端の部分だけ2mm以上のコイルを使って、腰掛けた際に座りやすいよう配慮したマットレスもあります。
『ボンネルコイル』のメリット・デメリット
メリット
ボンネルコイルは硬い寝心地が特徴で、寝返りが打ちやすいメリットがあります。
ポケットコイルのように袋に入っていないので、通気性に優れているのもメリットです。
デメリット
バネが繋がって一体型になっているため、振動が身体にダイレクトに伝わりやすい点がボンネルコイルのデメリット。
寝返りする度に隣で寝ている人に振動が伝わってしまっては、睡眠の質が落ちる可能性があります。
また、ボンネルコイルを用いたマットレスは、多くの人にとって硬すぎると感じる場合が多いです。
ガッチリした体格で、硬い寝心地が好みならさほど問題ありませんが、そうでなければ正直おすすめしません。
ウレタンの反発力について
ウレタンにはおもに低反発・高反発の2種類あります。
特徴について解説します。
低反発ウレタンマットレスの特徴
低反発ウレタンマットレスは身体の形状に合わせてゆっくり沈み込みながら、フィットする寝心地が特徴です。
ソフトで包まれるような寝心地が好みの方に人気があります。弱点はやわらかく反発力が低いゆえに、寝返りが打ちにくい点です。
気持ちいい寝心地=良いマットレスと言えないのがむずかしいところです。
体重が軽めの方にはおすすめできますが、80Kg以上の場合はおすすめしません。腰が沈みすぎて負荷をかけてしまうリスクがあるからです。
ただし、ゾーニングによって、腰あたりが沈み込まないようなマットレスであれば低反発でも問題ありません。
高反発ウレタンマットレスの特徴
高反発ウレタンマットレスは元の形状に戻ろうとする反発力が高く、耐久性にも優れています。
ほどよい硬さで体圧分散に優れているので幅広い体重にも適応しやすい点もメリットのひとつ。
寝返りしやすく、身体に負担をかけにくいためさまざまなメーカーが販売しています。
ファイバー素材のマットレス
ファイバー素材のマットレスは、ポリエチレンでできています。
釣り糸を絡ませるような形状が特徴です。
寝返りが打ちやすく、通気性にも優れているため、入眠しやすいと評価も上々です。ファイバー素材で有名なマットレスといえばエアウィーブでしょうか。
睡眠を大事にするアスリートにも評価されています。
リテリーもコスパに優れたファイバー素材のマットレスを販売しているので、チェックしてみてください。
メリットの多いファイバー素材のマットレスですが、デメリットもあります。
それは、同じ位置ばかりで寝るとヘタリやすい点と、冬は床に直置きすると寒く感じることです。
床の直置きはせず、ときどきローテーションするようにしましょう。また、熱に弱いといったデメリットもあります。
熱によって変形してしまうと元に戻らないため、注意が必要です。冬に電気毛布を使用する人にはおすすめできません。
スタンフォード式最高の睡眠の著者であり、スタンフォード大学医学部教授である西野精治氏も、ファイバー素材のマットレスを評価しています。
西野氏が開発に携わっているブレインスリープマットレスは、当サイトでも高く評価しています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
マットレスにかける予算は?
マットレスは価格の幅がとても広いです。
1万円以下もあれば、50万円を超えるモデルもあります。
そこで、筆者のこれまでの経験とベッドメーカーの話をもとに、マットレスにかけるべき予算の目安を出してみました。
タイプ | 予算(シングルサイズ) |
安さ重視 | 1-2万円台 |
寝心地と予算どちらも重視 | 4-7万円台 |
高級マットレスが欲しい | 10万円以上 |
マットレスは、3万円を超えるあたりから素材や寝心地の良さが向上してきます。
5万円以上になると、さらに質が高まり耐久性も高まってきます。ということで、寝心地とコスパを重視する場合、5~7万円台がベストな価格帯です。
ベッドフレームとあわせて10万円の予算があれば、十分にいい商品が手に入ります。
予算については、100名にアンケートした記事もあります。
【100人に聞いた】マットレスはどこで買う?実店舗?通販?予算は?【100名にアンケート】マットレスを買うなら実店舗?通販?予算は?
ちなみに、ベッドフレームにかける予算は抑えてください。ベッドフレームは寝心地に影響を与えませんから…
その分、マットレスに予算をかけて、睡眠の質を上げるようにしましょう。
マットレスは通販ではなく、お店で試して買うべき?
はじめに解説しましたが、マットレスは店頭で試してから購入しないといけない理由はありません。
通販だからこそ買えるコスパ最高のマットレスも多いですから…。
そもそも、お店で試すときと家で寝るときの条件はまったく違います。家で寝るときはパジャマですが、お店では服を着ますよね。
ジーンズなど硬い服を着ていたら、なおさら本来の寝心地は体感できません。
また、お店で試すときの時間は睡眠時間に比べると一瞬です。本当に寝るわけではないので、睡眠の質を確認することもできません。
しかし腰痛や肩こりがひどくマットレスをじっくりと慎重に選びたい方は、通販ではなくお店で試してから購入することをおすすめします。
その際はジャージなどラクな服装でじっくり横になって寝心地を確認して購入しましょう。
通販で買うのが不安なら「返金保証付き」のマットレスがおすすめ
「通販がお得なのは分かったけど、買うのがちょっと不安…」
という方は返金保証があるマットレスを買うのをおすすめします。
しばらく使ってみて、もし合わなければ返金してもらえるので安心です。
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Amazonでお試しサービス(返品保証)付きのおすすめのマットレス6選
返金保証があるおすすめのマットレス
快眠タイムズマットレス
コスパ最高のマットレスとして、高評価を得ている人気のマットレスです。
当記事でもランキング1位となっています。
寝心地・品質・価格のバランスが非常に良く、本気でおすすめです。
モットン
モットンマットレスは、10万人以上の愛用者がいる人気のマットレスです。
コスパに優れていますが、もし寝心地が合わなくても返品保証が付いているので安心です。
NELLマットレス
寝返りしやすく、腰の負荷を軽減する人気のNELLマットレスにも返品保証が付いています。
120日もあれば、本当に自分に合うかじっくり試せますよね。
LIMNEマットレス
マシュマロのような気持ちよさが魅力のLIMNEマットレスにも、返品保証が付いています。
高級だから寝心地がいいマットレスとは限りません
20万円以上する高級マットレスは、はたして寝心地は最高にいいのでしょうか?
ズバリ、最高でしょう。
質のいい素材や、体圧分散するための構造などあらゆる面で優れていると思います。
しかし、残念ながら合わない人には合いません。
たとえば、サータの高級マットレスでとてもやわらかい寝心地のモデルがあるとします。そこにガッチリした体格の人が寝るとどうなると思いますか?
体重を支えきれず、腰が沈んで腰痛の原因になりかねません。これは、じつは筆者の体験談によるものです。
「高級だから寝心地は最高」
ということではなく、自分に合うかどうかが快眠できるカギとなるのです。
本記事はコスパ重視のマットレスを厳選しておりますので、超高級マットレスは紹介していません。
もし、高いマットレスを購入するなら一度専門店へ足を運んでみることをおすすめします。
マットレスを変えただけでは快眠できない?
快眠できると翌日のコンディションが整い、仕事のパフォーマンスが向上するのは広く知られていますよね。
しかし、残念ながらマットレスを変えただけでは快眠できません。
快眠するにはマットレスだけに頼らず、睡眠にたいして意識を向ける必要があります。
- 生活リズムをととのえる
- 入浴する
- 寝る前のコーヒーを避ける
など、ちょっとした意識を向けることも大切になってきます。
そうすれば、快眠に導くマットレスとの相乗効果で、睡眠の質を向上させることができるのです。
快眠を手助けするマットレスは、本当に存在する
快眠できるマットレスは存在します。
それを紹介するのが、本記事の役割でもありますので…
ただし、質のいい睡眠に意識を向けることが前提です。先ほど紹介しましたが、生活リズムが乱れていると睡眠の質が上がらない可能性が高まりますから。
それでも、優れたマットレスは快眠の手助けになるというのは、間違いありません。
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まとめ:コスパ最強のマットレスは、財布にやさしい
予算別で、コスパ最強のおすすめマットレスを紹介しました。
もし、まだ迷うようでしたら快眠タイムズマットレスをチェックしてください。
コスパ最強で、本当に寝心地のいいマットレスですよ。
ランキング上位6選
品名 |
NELLマットレス |
ハイグレード2層コイルマットレス |
モットン |
高反発ポケットコイルマットレス |
日本製高反発マットレス |
快眠ポケットコイルマットレス |
2位から7位までのマットレスも、価格以上の価値を十分に感じられます。
価格帯は幅広いですが、どれもコスパは最高なのでせひチェックしてみてくださいね。
さいごに:マットレスの購入は通販がおすすめです
通販でマットレスを購入するメリットはコスパの良さです。
店頭では販売していない通販限定品もたくさんありますので、比較して好みのモデルを見つけてください。
それでも不安な方は、お店で寝心地の好みをチェックしつつ、通販でも調べることをおすすめします。
しかし、ノーブランドの激安品は寝心地はおろか保証すら付いていないこともあるのでご注意くださいね。
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ベッドフレームはスノコベッドもおすすめ!
マットレスは内部に湿気がこもりやすい弱点があります。
湿気対策しているマットレスもあるとはいえ、湿度が高い日が続くとカビの心配も…。
不安な方は、通気性に優れたスノコベッドを使ってみてください。
筆者が厳選したベッドフレームはこちらの記事で紹介しています。
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