在宅ワークに必要なものといえば…
「デスク」「椅子」
ですよね。
正直なところ、デスクも椅子も使えれば、なんだっていいんです。
しかし、快適に作業をしたいのであれば、デザイン・質・使いやすさに徹底的にこだわる必要があります。
コクヨは、オカムラ・イトーキとならびオフィス家具業界をけん引するトップメーカーです。
快適に在宅ワークをこなしたい人から熱い注目を浴びています。
そこで本記事では、
「コクヨの在宅用の家具って実際どうなのよ?」
というテーマで解説します。
・家具業界で20年以上働くマーケター
・商品開発やセールスなど幅広い分野で活動中
目次
はじめに
コクヨの家具は、企業(法人)向けの販売が大半で、個人向けではあまり販売していませんでした。
在宅ワーカー向けに家具を本格的に販売するようになったのは、自社オンラインストアであるKOKUYO WorkStyle Shopを発表した2020年11月頃からです。
いまでは快適に在宅ワークができるデスク・椅子を求めてコクヨの家具を選ぶ人が急増しています。
コクヨの家具は在宅ワークにおすすめ?
結論から申し上げると、在宅ワークにコクヨの家具はおすすめです。
理由は3つあります。
・使いやすさに配慮したデザイン設計
・高品質
もともとオフィス用として販売している家具のため、高品質で長期間使えるのは大きなメリットです。
サイズやカラーのバリエーションが豊富な点も、コクヨの魅力といえます。
たとえば、同じデスクでもサイズとカラーの種類がたくさんあるので、自分に合うモデルを見つけやすいのです。
「部屋が狭いから奥行きが浅いデスクが欲しい」
「椅子のカラーを部屋のインテリアに合わせたい」
と、さまざまな要望に対応できるのはコクヨならでは。
コクヨの法人向け家具との違い
コクヨは「法人」と「個人」どちらのルートでも販売しています。
しかし、販売している家具に大きな違いはありません。
とくに椅子はオフィス向けのモデルを、個人用として販売しているものがほとんどです。
なお、コクヨは890ページにも及ぶ法人向けのファニチャーカタログを発刊していますが、個人向けのカタログはありません。
他社の個人向け家具と比較
他社の個人向け家具とコクヨを比較した場合、いちばんの違いは質の高さにあります。
在宅勤務用の家具は高級チェアからノーブランドの安価なデスクまでさまざまありますが、残念ながら「デザイン・品質・使いやすさ」3拍子揃った家具は多くありません。
一般的な家具通販では、ホームファニチャーメーカーの安価な家具を販売していることも多く、デザイン重視で使いやすさと品質は二の次の場合も少なくないです。
自宅で使うということで見た目にこだわってはいるものの、座り心地は二の次なんていうチェアもザラにあります。
しかし、コクヨは自宅で使う家具といえ「オフィスでの使用」を前提に商品開発しています。
つまり、安いメーカーとは強度に対する根本的な考え方が違うのです。
コクヨは、
「上質な座り心地によって、いかに仕事の生産性を高められるか?」
というだけでなく、
「品質を重視して長く使えるように」
という視点を持っています。
アフターメンテナンスや長期保証など、サービスが充実しているのはそのためです。
また、日本オフィス家具協会(JOIFA)に加盟していることもあり、きびしい強度試験もクリアしているので安心して使えます。
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デスクを評価
コクヨの在宅向けのデスクは、オフィスで使うスチールデスクと、コンパクトなホームテイストのデザインが中心です。
昇降デスクをはじめスタンダードなモデルまで種類が豊富ですが、注目したいのは低価格なシリーズが充実しているところ。
なかでもLEAN(リーン)は、通販向けに作られたコスパ最高のデスクで、カウネットでも人気の商品です。
低価格ではありますが、天板は耐久性に優れたメラミン化粧品を使用していますし、使い勝手に優れた機能は申し分なく満足できます。
価格帯を評価
コクヨの在宅向けデスクは、オフィスカタログで展開している高級モデルはなく、全般的にお値打ち感があります。
国産のスチールデスクが2万円台から購入できるのは、コクヨの強みではないでしょうか。
バリエーションを評価
コクヨのデスクは大きく分けて「昇降デスク」と「スタンダードデスク」の2種類あります。
どちらもシリーズで展開しており、サイズと色の展開が豊富ですので、好みが見つかりやすいですよ。
品質を評価
在宅ワーク用の家具といえ、コクヨのデスクは業務用でも耐えられる強度を備えています。
そのため安価なデスクにあるようなプリント紙やポリ化粧を材料に使っていません。
コクヨでおすすめのデスクを厳選
コクヨは、はっきりいってデスクの種類がかなりあります。
カタログでは、見る気が失せるほどバリエーションがあって選ぶのに一苦労するほど…
ここではKOKUYO Workstyle Shopで買えるデスクを厳選して紹介します。
SEQUENCE(シークエンス)
シークエンスはコクヨの高機能な昇降デスクです。
高さを調節できるだけでなく、天板の角度も調節できるため、さまざま姿勢に対応します。
本格的な電動昇降デスクを求めるなら、ぜひチェックしてみてください。
LEAN
LEAN(リーン)はカウネットなどの通販向けでつくられたデスクですが、在宅ワークにとてもおすすめです。
おすすめの理由は3つあります。
- お値打ち
- スタイリッシュ
- バリエーションが豊富
スタイリッシュなデザインに加え、使いやすさを追求した細かな機能は、使う人のことをよく考えてつくったと実感できます。
サイズ展開が豊富で、部屋の広さに合わせやすいのが魅力ですが、いちばんのメリットはお値打ちな価格です。
コクヨのデスクが2万円台から購入できるのはかなり魅力的ですね。
INVENT
INVENT(インベント)は昔ながらのデザインが印象的なクラシックなデスクです。
高品質で質感がいいところは、さすがコクヨといったところですが、いちばんのメリットは使いやすさにあります。
パソコン作業に最適なサイズ感、たっぷり収納できる引き出し、頑丈なつくり…
長い間オフィスで使われてきたことだけあって、使いやすさが抜群なのです。
作業環境をしっかりと整えたいなら、ぜひチェックしてほしい一品です。
椅子を評価
椅子は事務所であろうが自宅であろうが「座る」という行為は同じです。
そのため、コクヨの椅子はオフィス・自宅に関係なく第一に「座りやすさ」を考えてつくっています。
座り心地を追求した椅子は長時間座っても疲れにくく、仕事のパーフォーマンス向上も期待できますよ。
コクヨの椅子は「オリジナル」であることも特徴のひとつです。
金型を起こして自社のオリジナルをつくっているので、他社と似たようなデザインにならないのです。
椅子は1台つくるのに、開発費用が何千万円と掛かります。
そのため開発費を掛けず、中国のメーカーの椅子を日本のいろんな企業が輸入して販売するケースが多いんです。
いろんなショップで、よく似たデザインの椅子が売られているのはそのためです。
開発費用を惜しまず本質を追求してつくるコクヨの椅子は、他の「よくある似たデザインのチェア」とは一線を画します。
価格帯を評価
正直な話、3万円以下で買える安価なモデルはエントリーとオプティの2種類くらいです。
平均すると5万円台の椅子が多く、10万円を超える椅子や20万円以上の海外ブランドの椅子もあるくらいです。
なので、安さを追求する人にコクヨの椅子はおすすめできません。
しかし、品質と座り心地を追求するならばおすすめのモデルが多数あります。
バリエーションを評価
最近では在宅ワーク用に高級モデルを求める人が多いため、コクヨのオフィスカタログに掲載されている高級チェアも在宅向けとして販売しています。
また、海外の高級ブランドのWilkhahn(ウィルクハーン)も扱っています。
品質を評価
コクヨの椅子はJOIFA(日本オフィス家具協会)の規定に基づいた強度試験をクリアしているから安心です。
コクヨにとっては当たり前ですが、そもそも椅子は簡単にこわれてはいけません。
転倒したり、パーツでケガをしたら大変ですからね。
コクヨは高品質なつくりを追求しているからこそ、上質な椅子を求める人から厚い支持を受けているのでしょう。
・加盟しているオフィス家具メーカーか否かで、信用を図る目安のひとつにもなります
コクヨでおすすめの椅子を厳選
コクヨの椅子は先述したとおり、すべてオリジナルです。
よく似たデザインの椅子がありふれたなか、ユニークで上質なデザインは目をひきます。
ここではKOKUYO Workstyle Shopで買えるおすすめの椅子を厳選して紹介します。
ing Life(イングライフ)
ingLife(イングライフ)は、ingを自宅でも使いやすいようにリデザインしたモデルです。
「バランスボールのようにゆらゆら動く」というスペックはそのまま、書斎だけでなくダイニングやリビングに置いても、空間にすんなりと馴染むデザインは魅力たっぷりです。
発表当時、かなり注目が集まったチェアですが、在宅ワークが普及してきた昨今では人気に拍車がかかっています。
生産が追いつかず、欲しくても買えない状態はいまでもときどき起きますので、気になったら購入を急ぎましょう!
Mitra2(ミトラ2)
正しい姿勢で長時間座りやすいように考えられたMitra2(ミトラ2)はコクヨのベストセラーチェアです。
腰部を支えるランバーサポートはS字姿勢へ導き、ポスチャーサポートによってお尻にかかる負荷を軽減します。
軽やかなデザインは自宅で使っても空間の雰囲気を損ねません。
まさに「見た目・座り心地・品質」3拍子揃ったおすすめのチェアですよ。
Opti(オプティ)
かわいいデザインが特徴のOpti(オプティ)は、通販向けで作られたチェアで、コクヨのオフィスカタログには掲載されていません。
なお、コクヨのシリーズで最安クラスのオフィスチェアになります。
価格重視のため機能はかなり排除されており、操作できるのは高さと背のロッキング強弱くらいです。
「機能よりも価格重視。けれど座り心地は追求したい」
という人はぜひチェックしてください。
価格以上の座りやすさを実感できるコスパ最高なオフィスチェアですよ。
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買うならKOKUYO Workstyle Shopがおすすめ
コクヨは2020年に個人向けの家具通販としてKOKUYO Workstyle Shop(コクヨワークスタイルショップ)をオープンしました。
これまでの法人企業向けの販売と違って、在宅ワークに最適な家具を選りすぐって販売しています。
オフィス家具通販のなかには配送の問題から「法人企業」しか買えない商品も多数ありますが、KOKUYO Workstyle Shopはそんな心配は不要です。
KOKUYO Workstyle Shopの概要
納期 | 商品により異なる |
送料 | 商品に含まれている |
組立設置 | 可能(有料) |
会員登録 | 登録なしで購入可能 |
支払い方法 | ・VISA ・Master ・JCB ・AMEX ・Amazon Pay |
表示価格は送料込み
商品の販売価格に送料が含まれています。
配送方法は2種類
商品によって配送方法が異なります。
「宅配便」と記載された商品は、佐川急便で軒先渡しとなり、自分で組み立てる必要があります。
「ラクラク納品サービス」と記載された商品はコクヨ自社便で配送され、搬入から組み立て設置まで行ってくれます。
なお、この配送方法は商品ごとで設定されていますが、商品によって切り替えて注文することも可能です。
たとえば「ラクラク納品サービス」の商品を「宅急便」に切り替えれば支払い価格は安くなります。
メリット
・既存品引き取りサービス(有料)がある
・安心できる
コクヨが運営するオンラインストアなので、保証やアフターサービスがしっかりしています。
先々のことを考えて、安心して購入できるのはメリットのひとつです。
会員登録すれば全品5%OFFで購入できてお得ですよ。
まとめ:コクヨの在宅向け家具がおすすめのワケ
コクヨの在宅ワーク用の家具は、はじめから在宅仕様でつくられているわけではありません。
もとからオフィス用としてつくられているからこそ、使いやすさと耐久性に優れているのです。
けっして安くはないですが、上質な家具を長く使いたい人にとっては、とてもおすすめですよ。
「デザイン」「品質」「使いやすさ」
3拍子求めるならぜひチェックしてみてくださいね。