テレワーク(在宅勤務)を導入する企業が増えています。
これには私も賛成派で、そもそも1時間以上かけて満員電車でストレスを溜めながら会社に行くのは、なかなか大変です。
その通勤時間を家事や作業の時間に当てた方がよほど生産性が良いと思うわけでして。
という私が勤める会社はテレワーク制度はないのですが・・
まあそこは置いといて、実際にテレワークになった方達から作業で使用する椅子についての相談をよく受けるようになってきたのでご紹介したいと思います。
・家具業界で20年以上働いているマーケター
・商品開発やアドバイザーなど幅広い分野で活動中
目次
テレワークになったからといって必ず椅子を買う必要はない
テレワークが増えている中で、ECサイトやSNSでテレワークにオススメの椅子はこれ!というのを目にする機会が増えました。
テレワークの為に椅子の購入を考えているのなら、それは間違いではありません。
私の友人もダイニングで仕事をするのでオススメの椅子があれば紹介してほしいとアドバイスを求められました。
この記事ではテーマが違うので述べませんが、もし作業用としての椅子を購入するなら事務所で使うような背がロッキングするタイプをオススメします。
しかし!
テレワークの為にわざわざお金をかけて椅子を購入する必要はありません。
なぜなら自宅にある椅子を使って快適にする方法があるからです。
そもそもいつまで続くか分からないテレワークのために椅子を購入するのに気が引ける人も多いはず・・
それでもやっぱり作業用のオフィスチェアが欲しいっていう方はこちらの記事も参考にしてください。
【日本三大メーカー厳選】テレワークにオススメのオフィスチェア15選
作業をする場所はダイニングテーブルが多い
あなたは部屋の中で作業の為の机と椅子はありますか?
書斎がある方は別ですが、多くの人が作業用の机と椅子を置くためのスペースを確保出来ないのが現実です。
ではどこで作業をするのか?もっとも多い場所が『ダイニングテーブル』です。
ダイニングではすでに机と椅子がありますので、わざわざ作業用の机と椅子を買う必要もありません。
ダイニングテーブルで快適に作業をする方法
ダイニングテーブルで快適に作業をする方法があります。
それはダイニングチェアの座り心地を向上させる事。
ダイニングチェアは会社で使用するオフィスチェアとは違って、長時間使用すると疲れます。
そもそもオフィスチェアは作業がしやすいように設計されていますが、ダイニングチェアはあくまでも食事を取るのを目的とした椅子です。
通常のダイニングチェアを作業用の椅子として長時間使用していると、身体に負担が掛かり疲れが蓄積されていきます。
そして集中力が落ち作業効率も低下するという悪循環を招きます。
では、ダイニングチェアをどうすれば快適にする事ができるでしょうか。
これには2つの方法があります。
・ランバーサポートを取り付ける
この2つの方法で座り心地が改善されて快適になります。
どちらかだけでも座り心地が確実に改善されますので是非試してみてください。
ダイニングで作業をするなら、まずはダイニングチェアの座り心地を向上させましょう。
身体への負担、作業効率に与える影響が改善されるはず。
座面に効果的なクッションを敷く。
出典:amazon
ダイニングチェアは主に木製かスチール製で座面はクッションが付いているもの、付いていないものがあります。
クッションが付いていても薄く、長時間作業をするとお尻が痛くなります。クッションがないものは2時間もしないうちにお尻が痛くなってきます。
最初の頃は良いのですが、1週間以上してくるとお尻にかかる負担が蓄積されて、やがて腰痛の原因にもなってきます。
その為、まずはお尻にかかる負担を軽減することが重要です。
座面に敷くクッションは種類が色々ありますが、ホームセンターなどで販売しているような薄い敷きパッドのようなものはおすすめしません。
これではお尻にかかる負担は軽減されないからです。
そこでおすすめするクッションは2つです。
・体圧分散してくれるゲルシート
立体成型のクッション
・自然と姿勢を正してくれる形状
・ほどよい弾力性がある
座骨神経痛と腰痛持ちです。
仕事で一日8時間ほど座りっぱなしですが、なにも敷かないのとは雲泥の差です。
座骨神経痛の痛みや、お尻の疲れがかなり減りました。
そして他の方が言うように、少し大きめ。
そのおかげでお尻をすっぽりカバーしてくれていい感じです。
どこにでもあるオフィスチェアに乗せて使ってますが、大きすぎずサイズ感ばっちりです。
平日のみ毎日使用して、三ヶ月立ちましたが全くヘタレてません。
Amazonレヴューより引用
立体成型のクッションは長時間使用しても疲れにくい為の工夫が満載です。お尻の形に合うようにクッションが立体の成型されているので無駄な圧力を感じる事なく、尾てい骨も刺激しにくくなっています。
クッションは低反発ウレタンでお尻の底打ち感がなく、硬さを感じません。座る事で姿勢が自然と良くなるように作られているので腰痛対策にもなります。
こちらも低反発で自然と姿勢を正しくしてくれる座クッション。
腰痛が気になる方はお尻への負担を軽減する事、姿勢を正しくする事が大切です。
この2つを補助してくれる座クッションはぜひ取り入れたいアイテムですね。
見た目はともかく、まずはダイニングチェアの座り心地を向上させて身体への負担を軽減させることが大切です。
体圧分散するゲルシート
出典:Shees.jp
体圧分散とは、椅子に座った時に掛かる圧力(体重)が一点だけに集中せず、座面全体に分散されることをいいます。
体圧分散する椅子はお尻が痛くなりにくいので、長時間の使用でも疲労が溜まりにくい特徴があります。
普通のダイニングチェアでは体圧分散はしない為、ゲルシートを敷いて体圧分散させると良いでしょう。
座り心地がかなり良くなります。
・素材がゲルの為、涼しい使い心地
・厚めのクッションが苦手な方におすすめ
ゲルシートはクッションと違って形状にクセがない為、好む方は多いです。
よく卵をお尻の下に置いて座っても割れないってコマーシャルでもやっていますが、試すのはやめておきましょう笑
しかしそれだけゲルシートは体圧を分散してくれて長時間の作業をサポートしてくれる心強いアイテムなんです。
ドーナツ型の安楽クッション
・自然と姿勢を正すので腰に負担が掛かりにくい
・お尻がすっぽり入るように穴が大きめ
・もちもちのクッションでお尻の痛みを軽減
こういったドーナツ型クッションを会社で使っていると、あれ?痔ですか?みたいに思われますが、自宅で使うわけです。気にしないでおきましょう。
私は痔持ち(以前手術しました)の時にドーナツクッションを重宝していました。
このクッションは、太ももがあたる部分のクッションが傾斜になっているので、太ももの圧迫感を軽減してくれます。
ドーナツクッションにありがちな『お尻は楽だけど太ももが痛くなる』という問題を解決してくれるわけです。
痔の方にも腰痛の方にも人気の高い商品です。
ダイニングチェアにランバーサポートを取り付けて快適に
・姿勢が正しくなるので長時間の作業にも集中できる
ランバーとは腰を意味します。つまりランバーサポートとは腰をサポートするということす。
では、なぜダイニングチェア にランバーサポートを取り付けると良いのでしょうか?
そもそもダイニングチェアは作業用の椅子ではありません。
長時間座っていると猫背になりやすく腰に負担が掛かり腰痛の原因になります。
ダイニングチェアにランバーサポートを取り付けることで、猫背から自然と背中をS字にしてくれます。
ランバーサポートはずれ落ちたりしないようにバンドが付いているものを選びましょう。
お医者さんの姿勢クッションはウレタンがモールド成型の低反発クッション。
立体成型のクッションが背中を支えつつ、背中に掛かる負担を軽減します。
まとめ
ふだんオフィスで使用するオフィスチェアと違い、ダイニングチェアは長時間の使用に向いていません。
はじめのうちは良いのですが、1週間、1ヶ月と経過するうちに段々と体に疲労が蓄積されてしまい作業効率の低下や腰痛の原因になります。
そこで今回ご紹介した座面に置くクッションやランバーサポートを使って、ダイニングチェアを快適な作業用椅子にしましょう。
作業用のオフィスチェアを購入するのがベストですが、わざわざ購入するのはもったいない、置くスペースがないならご紹介したアイディアを取り入れてみてください。
椅子に一手間加えれば作業効率がアップ、身体への負担も軽減できますよ!
さいごに
20年以上前から、お尻に優しい『特殊クッション』を製造する愛用者多数のアイテムがあります。
こちらの記事にまとめていますので興味がある方はご覧ください。
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