AKRacingのゲーミングチェアはなぜ人気?GTRACINGと比較・おすすめを解説

AKRacing 比較 おすすめを厳選

ゲーミングチェアといえばAKRacing(エーケーレーシング)!

と、言わんばかりにAKRacingは人気がありますが、なぜでしょうか?

 

広告をたくさん出しているから?

モデルに有名人を起用しているから?

 

もちろん、それも理由の一つではあります。

露出が多ければ、それだけ認知されやすいですからね。

しかし、品質が悪ければこれほど長期にわたり売れないはずです。

 

そこで本記事では、AKRacingを解剖するように徹底検証しました。

人気の理由はもちろん、GTRACINGと比較したメリット・デメリットも解説します。

 

筆者が厳選したAKRacingのおすすめモデルも解説します!

 

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結論:AKRacingが人気の理由

AKRacing

まず結論から。

AKRacingが人気の理由は3つあります。

  •  高品質
  •  耐久性が高い
  •  座り心地がいい

 

一言でまとめてしまうと、すぐれたゲーミングチェアということです。

はっきり言って、AKRacingは安くないですし、他社メーカーにあるようなスピーカーが付いた特殊なモデルもありません。

それでも人気なのは、やはり座り心地がよく、頑丈なので長く使えるという点が大きいです。

 

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他社の安いゲーミングチェアと比較してはいけない

ゲーミングチェアは安いものだと、1万円前後で買えるものもあります。

ですので、

「見た目が同じに見えるのに、なんでこんなに値段が違うの?」

と感じる人がいます。

たしかに、ゲーミングチェアといえば、レーシングカーのシートのようなデザインで、どのメーカーも似ているかもしれません。

なにが違うかというと、ズバリ品質の違いです。

安いゲーミングチェアとAKRacingでは圧倒的に品質に差があるのです。

 

たとえば、座面。

座面は体重がもっともかかるので、耐久性を左右する部位になります。

AKRacing 他社との違い

AKRacingの座面は、高密度で厚いモールドウレタンが標準採用されています。

ヴォリューム感があり、簡単にはヘタリません。

しかし、安いゲーミングチェアはふつうのスラブウレタンで密度が低いため、早い段階でヘタリが生じてしまいます。

 

どれだけいい状態を保ちながら長く使えるか?

という点がAKRacingと他社の安いゲーミングチェアの違いといえます。

AKRacingについて

ゲーミングチェアの購入を検討したことがあるなら「AKRacing」は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ネットだけでなく、雑誌やテレビCM、スポーツ番組など、ここまでメディアに登場するメーカーは他にありません。

では、これからAKRacingの特徴について解説していきます。

 

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いつ、どの国で創業したメーカー?

AKRacingは2000年に中国の江蘇省で設立された会社です。

製造国は?

AKRacingのゲーミングチェアは、中国にあるAKRacingの自社工場で製造されています。

提携工場から部材を仕入れて、自社の工場で組み立てるアッセンブリー方式ですが、すべての工程をAKRacingが管理しています。

つまり、品質の安定化を図るため企画・開発・製造まで連動して自社で管理しているということです。

 

バリエーションは?

 

AKRacingには大きく分けて4つのシリーズがあります。

シリーズ品名
オフィスチェア・Premium Monica
・Denimシリーズ
・Premium
ゲーミングチェア・PRO-XV2
・Overture
・Nitro V2
・PINON
・Wolf
コラボ商品・サッカー日本代表Ver
・東北楽天ゴールドイーグルスモデル
・ジャイアンツコラボレーション
・ONE PIECEコラボレーション
・本田翼監修オリジナルカラーモデル
ゲーミング座椅子・極坐V2ゲーミング座椅子

AKRacingのなかで、一番上位にあたるシリーズは「オフィスチェア」です。

PREMIUM MONICAは、本革仕様でなんと17万円以上します。

定番モデルはNitro V2で4万円台となっています。

フットレスト付きやスピーカーなど、特殊なモデルはありません。

 

チェックしていて気になったのが「オフィスチェアシリーズ」と「ゲーミングチェアシリーズ」の違いです。

見た目が同じなのに、なんで価格が違うの?

と、疑問に思いませんか?

たしかにデザインはよく似ています。

しかし、明確な違いがあるので解説します。

 

「オフィスチェアシリーズ」と「ゲーミングチェアシリーズ」の違い

AKRacingの「オフィスチェアシリーズ」と「ゲーミングチェアシリーズ」の違いについて、それぞれ解説します。

価格の差

オフィスチェアシリーズのほうが、価格は高いです。

いちばん安いモデルで比較した場合、2万円以上の差があります。

 

座面チルト機能の有無

 

「オフィスチェアシリーズ」はすべて座面チルト機能がついています。

これは座面の角度を調節できるもので、作業時の姿勢に合わせてサポートします。

「ゲーミングチェアシリーズ」には、この機能が付いていません。

チルト機能は高級デスクチェア特有の機能であり、メーカーに関係なく安価なチェアにはない機能です。

 

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AKRacingゲーミングチェアのすぐれた特徴

家具コンパスでは、これまでにAKRacingの2機種のゲーミングチェアをレビューしました。

他のモデルも店舗やイベントでじっくりと試座して検証してきました。

そこで、すぐれた特徴を確認できましたので紹介します。

 

高品質

AKRacingはどのモデルも品質がとてもいいです。

激安のゲーミングチェアとはまるで違います。

素材・仕上げ・ロッキングの精度の完成度が高く、全体的なレベルはとても高いと感じます。

高品質なガスシリンダー

AKRacing ガスシリンダー

AKRacingのガスシリンダーはクラス4です。

ガス抜けしにくく高品質なので長期間使用できます。

一般的なゲーミングチェアにはクラス3以下を使っていますので、このように部品ひとつにおいても、AKRAcingの品質の良さを感じられるのです。

なお、AKRacingはガスシリンダーだけの販売もしています。

万が一、ガス抜けして上下昇降しなくなっても安心です。

 

座り心地がいい

筆者がAKRacingでもっとも評価できるポイントは「座り心地」です。

クッション性がよく、他社のゲーミングチェアと比較しても、抜群に座り心地がいいと感じます。

では、なぜ座り心地がいいのか?

理由は構造にあります。

じつは、AKRacingは座面に合板や樹脂成形品を使用していません。

写真のとおり、AKRacingの座面はウェービングテープとモールドウレタンで構成されています。

ウェービングテープはソファの構造で用いられるのもので、底打ちを感じさせないのが特徴です。

一般的なゲーミングチェアの座面は、合板が用いられている場合が多く、ウェービングテープに比べて底打ち感を感じます。

つまり、長時間座っていても疲れにくいのはウェービングテープのほうなんです。

 

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GTRACINGと比較

GTRACINGは、AKRacingよりも後発のメーカーですが、安いと評判でかなり売れているメーカーのひとつです。

購入する際に、両社のゲーミングチェアを比較・検討する方も多いんですよ。

では、

「なにが違うのか?」

「どちらがおすすめなのか?」

気になるポイントを解説します。

 

会社の歴史

AKRacingの歴史

AKRacingは、2000年に中国で国内向けのレーシングカー用シートを開発する会社として設立されました。

設立当初よりオフィスチェアも開発していたのですが、かなり早い段階からゲーミングチェアの設計も行っています。

eスポーツが世界的に流行する前からゲーミングチェアを販売していることから、ゲーミングチェアのパイオニア的存在ともいえます。

日本では2015年にテックウィンド株式会社と提携して日本国内での販売を開始しています。

 

GTRACINGの歴史

GTRACINGは、2011年にゲーミング機器のブランドとして設立されました。

ゲーミングチェアの開発はAKRacingに比べると、かなり後発になります。

ただ、もともとゲーミング機器を開発していたメーカーだけあって、ゲーミングチェアの開発にも注力するのは自然な流れともいえます。

 

メーカーの違いをまとめると…

AKRacingGTRACING
設立年2000年2011年
設立時の母体事業レーシングカー用のシートPC、ゲーミング機器
本社所在地中国中国

AKRacingのほうが歴史が長い会社になります。

両社の母体はもともと違うものでありましたが、どちらも今はゲーミングチェアの領域で大きな売上シェアを占めています。

 

価格帯

AKRacingとGTRACINGの定番モデルで価格を比較してみました。

NITRO V2 (AKRacing)

GT-002(GTRACING)

 

価格差はなんと2万円ちかくあります。

ぱっと見は同じなのに、ここまで価格が違う理由は3つあります。

  • ウレタン
  • 構造体
  • 保証の長さ

両社は見た目はよく似ていても、素材はまったく違うものを使っています。

いちばんの違いは座面です。

AKRacingはウェービングテープの上に高密度のモールドウレタンを使用しています。

対してGTRACINGは合板の上にふつうのウレタンフォームになります。

座りやすさと耐久性では、AKRACINGのほうが圧倒的に優れていると感じるのです。

保証もAKRacingのほうが長いです。

 

ゲーミングチェア本体を比較

ゲーミングチェアの本体を比較してみました。

バリエーションの違い

AKRacingは、もともとレーシングカーのシートを開発していただけあって、正統派イメージが強いです。

そのせいか、フットレスト付きやスピーカーが付いているといった特殊なモデルはありません。

王道スタイルです。

 

GTRACINGの母体はゲーミング機器の製造メーカーだったこともあり、ユニークな機能を持ったゲーミングチェアがあるのが特徴です。

また、フットレスト付きで低価格のモデルもあり、コスパが高いのが魅力といえます。

なお、種類はAKRacingは10種類前後で、GTRACINGは20種類以上あります。

 

AKRACINGは「椅子」の本質を極める開発、GTRACINGはユーザーの利便性を図った開発をしていると感じます。

 

座り心地の違い

解説したとおり、座面の構造とウレタンが両社ともにまったく異なります。

 

GTRACINGは座面に合板を用いた一般的な構造に対して、AKRacingはソファのような構造です。

ウレタンの質、構造どちらもAKRacingのほうが優れているといえます。

長時間座っていて疲れないのはAKRacingです。

AKRACING GTRACING 違い

リクライニング角度にも違いがあります。

AKRacingのモデルは多くが最大角度180°に対して、GTRACINGは170°が多いです。

つまり、10°もリクライニング角度が違うということになります。

フットレストの違い

フットレストにも両社で違いがあります。

GTRACINGはフットレストを内臓したモデルがありますが、AKRacingにはありません。

AKRacingでフットレストを付けたい場合は、別売りのオットマンを購入するしかないのです。

保証の違い

AKracingは最長5年間の保証がついています。

これはJOIFA(日本オフィス家具協会)で制定されている保証よりも長いです。

GTRACINGは最長1年間になります。

 

おすすめはどっち?

おすすめは人によって違うので、一言でどちらがいいという判定はできません。

特徴の違いから、おすすめのタイプを出してみましたので参考にしてください。

座り心地・品質を重視したいなら

AKRacingがおすすめです。

座り心地がとてもよく、高品質なのでクッションがへたりにくいメリットがあります。

価格は安くないですが、長期間使用できますし保証期間も長いです。

正統派ゲーミングチェアなら、高品質のAKRacingがおすすめ。

 

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安さを重視するなら

GTRACINGがおすすめです。

はっきりいって品質も座り心地もAKRacingには劣ります。

しかし、財布にやさしい価格は大きなメリットです。

フットレスト付きやスピーカー内臓モデルなど、AKRacingにはないユニークなモデルを安価で手に入れられます。

コスパで選ぶならGTRACINGがおすすめです。

 

AKRacingがここまで有名になった理由

AKRacingの他にも、たくさんのゲーミングチェアがありますが、なぜここまで有名なのでしょうか?

ゲーミングチェアのことは知らないけれど、AKRacingだけは知っている人もいるくらい知名度が高いです。

 

そこでリサーチしてみました。

まず、高品質でユーザーから高く評価されているのは理由の一つと言えます。

いい口コミが広がり、たくさん購入されているわけですから。

そして、もっとも大きな理由としては、

代理店の影響が大きいのでは?

と筆者は推測しています。

 

AKRacingの代理店であるテックウィンドは資本金が5億円近い企業です。

資本があるため、思いきったマーケティング施策が取れます。

女優の本田翼さんを起用してテレビコマーシャルを見たときは、正直びっくりしました。

 

プロ野球では神宮球場や東京ドーム、バンテリンドームのベンチでAKRacingのチェアが採用されています。

これはかなりスゴイことです。

海外メーカーの力だけで、ここまでは実現するのは大変なことですから。

資本の大きいテックウィンドと提携したことで、国内での知名度が一気に上がったのではと筆者は考えています。

高品質だからこそ、テレビやスポーツでも採用されていると言えるのではないでしょうか。

 

AKRacingでおすすめのゲーミングチェアを紹介

AKRacingでおすすめのゲーミングチェアを厳選しました。

高級・スタンダード・ティーンエイジャー向けと、タイプの違う3モデルを選出しています。

 

プレミアムデニム

 

上位クラスである「オフィスチェアシリーズ」のプレミアムデニムは、岡山県の高品質なデニム生地を使った高級ゲーミングチェアです。

 

「育てるように座る」

使うたびに味わい深くなっていく様子は、まさにジーンズの魅力そのものです。

 

 

 

Nitro V2


AKRacingで定番に位置付けられ、もっとも売れているゲーミングチェアのひとつ「Nitro V2」。

長時間の作業でも腰に負担をかけない形状は、さすがAKRacingといったところ。

フルフラットにして極上のリラックスタイムを味わえるため、セットでオットマンも欲しくなります…

 

 

PINON


PINONは、身長165cmまでのティーンエイジャー向けに作られたゲーミングチェアです。

市販のゲーミングチェアよりひとまわり小さく、学生が勉強のため使用するのに最適なサイズとなっています。

アームレストの高さが物足りないという欠点があるものの、他は本当に優れています。

身長165cmまでなら大人にもおすすめですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

安く買う方法はある?

AKRacing ゲーミングチェア

AKRacingは公式サイト以外に、楽天市場などのモール、実店舗(代理店)でも購入できます。

もし、安く買いたいならAmazonでセールのタイミングを狙いましょう。

プライムデーやブラックフライデーなどAmazonが開催するセールでは、かなりお値打ちになります。

不定期でセールも行いますので、まずはAmazonをチェックしてみてくださいね。

 

「とりあえず座って決めたい」

という方は、AKRacingの公式サイトに販売店舗が掲載されていますので、チェックしてみてください。

最寄りの店舗があれば、試してみてから購入するのをおすすめします。

 

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まとめ:座り心地にこだわりたいなら、大満足できるメーカーです

AKRacingでもっとも評価できるのは座り心地の良さです。

クッションの質が本当によくて、長時間座っていても疲れにくいですよ。

「安物のゲーミングチェアとは違うな」

と、実感できる優れたゲーミングチェアメーカーです。

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

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