airweave(エアウィーヴ)にはマットレスパッドをはじめ、敷き布団や折り畳みマットレスなどさまざまな寝具を販売しています。
本記事では『エアウィーヴマットレス』の評価と、おすすめのモデルについて解説します。
・家具業界で20年以上働いているマーケター
・商品開発やアドバイザーなど幅広い分野で活動中
目次
エアウィーヴの評価を解説
エアウィーヴは、やや硬めの寝心地が特徴で、寝返りがしやすく腰への負担を軽減するマットレスです。
特殊な素材と独自技術による加工で、寝心地だけでなく使いやすさにもこだわっています。
2020年東京オリンピックの選手村にも導入されたのは有名な話です。
製造技術の高さがあるからこそ、一流のホテルやアスリートからも支持されている評価の高いマットレスと言えます。
・特殊素材と独自技術による加工で、寝心地だけでなく使いやすさにも配慮
エアウィーヴマットレスの選び方
エアウィーヴマットレスはシーツだけ敷いて使えるタイプと、普段使用しているマットレスの上に置いて使うパッドタイプがあります。
まずはどちらのタイプかを決めて、シリーズの中から予算に応じて選びましょう。
たとえば同じマットレスパッドでも価格は30,000円台から倍以上まで種類があります。
ただし価格が安いものでも、エアウィーヴの優れた特徴はしっかりと備わっているのでご安心を。
種類の説明については次項で解説します。
エアウィーヴマットレスの種類
エアウィーヴマットレスには『ベッドマットレス』『マットレスパッド』『折り畳みマットレス』『敷き布団』の4種類あります。
サイズと価格を見ていきましょう。
ベッドマットレス
モデル | S-01 | S-02 | S-03 | S-04 |
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン | シングル セミダブル ダブル クイーン | シングル セミダブル ダブル クイーン キング | シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
価格 | 99,000円~ | 132,000円~ | 176,000円~ | 220,000円~ |
厚み | 本体18cm エアファイバー15cm | 本体21cm エアファイバー18cm | 本体25cm エアファイバー20cm | 本体25cm エアファイバー20cm |
硬さ | 全面標準の硬さ | 全面標準の硬さ | 頭部:ソフト 腰部:ハード 足部:ソフト 入れ替え可能 | 頭部:ややソフト 腰部:硬め 足部:標準 入れ替え可能 |
ベッドマットレスは代表的なモデルでS01~S04があります。
中材に使われているエアファイバーはどのモデルでもすべて同じ。
S03、S04のみキングサイズも展開しています。
マットレスパッド
モデル | エアウィーヴ | S -LINE | スマート01 |
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン キング | シングル セミダブル ダブル クイーン キング | シングル セミダブル ダブル |
価格 | 66,000円~ | 101,200円~ | 35,200円~ |
厚み | 本体:6cm エアファイバー:3.5cm | 本体:7cm エアファイバー:4.5cm | 本体:4cm エアファイバー:3cm |
硬さ | 頭・肩:ソフト 胸から下:標準 | 頭・肩:ソフト 腰:硬め 足:標準 | 全面標準の硬さ |
エアウィーヴの代表格ともいえるシリーズが、この『マットレスパッド』シリーズです。
これさえあれば、自宅で使っている寝具の寝心地を簡単にグレードアップできます。
エントリーモデルは『スマート01』でエアウィーヴのマットレスの中で、もっとも安い商品です。
マットレスパッドは人気商品のため、他寝具メーカーや企業などとコラボした商品の展開も行っています。
これらの他に、高級ホテル リッツパリで使用されているモデルリッツモデルや子供向けのモデルでキッズがあります。
折り畳みマットレス
モデル | Z-01 |
サイズ | シングル セミダブル ダブル |
価格 | 66,000円~ |
厚み | 本体:9cm エアファイバー:8cm |
硬さ | 全面標準の硬さ |
折り畳みマットレスは、マットレスパッドと違い畳やフローリングに直に置いて使用できます。
朝起きたら折り畳んで収納できるのもメリットです。
敷き布団
モデル | 四季布団 | 四季布団和匠 | 四季布団和匠 二重奏 |
サイズ | シングル シングルロング セミダブル ダブル | シングル シングルロング セミダブル ダブル | シングル シングルロング セミダブル ダブル |
価格 | 99,000円~ | 143,000円~ | 220,000円~ |
厚み | 本体:8cm エアファイバー:4.5cm | 本体:8cm エアファイバー:5cm | 本体:9cm エアファイバー:5cm |
硬さ | 全面標準の硬さ | 頭・肩:ソフト 腰:硬め 足:標準 | 頭・肩:ソフト 腰:硬め 足:標準 |
エアウィーヴの敷布団は全3種類あり、石川県和倉温泉「加賀屋」でも導入されています。
中材は同じエアファイバーですが、カバーが表面と裏面の仕様が異なり季節に応じて使い分けができるのが特徴です。
エアウィーヴの特徴
エアウィーヴの最大の特徴は中材で使われている『エアファイバー』にあります。
エアファイバーはエアウィーヴすべての商品に採用されていて、この性能がすべてを物語っているといっても過言ではありません。
エアファイバーとは?
『エアファイバー』とはエアウィーブの独自技術によって、極細のチューブを編み込んで作られたものです。
エアウィーヴすべてのマットレスで、このエアファイバーが使われています。
素材自体は柔らかいですが、厚みや編み込みの密度によって硬さが変わる特性があります。
空気の層が多いため、通気性に優れているのも特徴のひとつ。
ウレタンマットレスと違い、丸い洗いできるので清潔に保てるのもメリットです。
形状
近くで見ると、ファイバー(繊維)を絡めるように編み込んでいることが確認できます。
手でほぐそうとしてみましたが、簡単にはほぐせません。
端をつまんで強く引っ張ればちぎれますが、普通に使っていればちぎれることはありません。
ノーリー
硬さ
エアファイバーの硬さは標準、硬め、柔らかめの3種類。
もっとも安いエントリーモデルは全面が『標準』の硬さでできています。
エアウィーヴで標準と記載されている硬さは、筆者が体感したところによると、普通というよりやや硬めの印象。
手触りはツヤがあり、滑りません。
反発力
硬式ボールを70cmくらいの高さから落としてみました。
反発力が高いため何度も跳ね上がります。
身体の動きに合わせてエアウィーヴが柔軟に動き、寝返りしやすいのは、この反発力があってこそですね。
エアウィーヴのメリット・デメリット
メリット
- 体圧分散に優れる
- 寝返りしやすい
- カバー、中材が丸洗いできるので清潔に保てる
- 通気性がよく、カビが発生しにくい
- 腰あたりが楽
エアウィーヴ最大のメリットは、身体にフィットしやすく体圧分散に優れている点です。
中材(エアファイバー)の復元性が高く、寝返りしやすいのも大きなメリット。
ノーリー
デメリット
- 冬場は寝室の環境によって寒く感じることがある
- 価格が高め
- 小さな子供はおねしょ対策が必要
- 長期使用で変形する可能性がある
保証年数と耐久性
保証年数
エアウィーヴの保証年数はマットレスの場合、シリーズに関係なく3年保証が付いています。
耐久性
・経年劣化により腰、肩あたりのエアファイバーが変形してくる
・体重が重い人ほど劣化が早い
エアウィーヴは耐久性が低いということはありませんが、コイルマットレスに比べるとやや劣ります。
使用する上で一番懸念すべきことは『エアファイバー』の変形(へたり)です。
横になって寝たときの肩あたり、腰あたりは荷重がかかりやすくエアファイバーが変形しやすい部分ともいえます。
ただし、耐久年数は使う人の体重によって変わる可能性は十分あるでしょう。
ちなみに筆者の父(男性:体重70Kg)がエアウィーヴスマートを布団の上に敷いて使用していますが、2年経過した現時点では変形はまったく見受けられません。
ノーリー
エアウィーヴはこんな方におすすめ
・中~軽度の腰痛持ち
・寝汗をよくかく
まず第一に、エアウィーヴは使っている布団やマットレスの寝心地を改善したい方におすすめです。
マットレスパッドを追加するだけで、寝心地が劇的に変わることを体感できるでしょう。
腰に不安を抱えている方に高い評価が多く安心して使えるのも、おすすめポイントのひとつです。
エアウィーヴを単体で使いたい場合は、敷き布団・折り畳みマットレス・ベッドマットレスを選ぶことになります。
正直値段は高めですが予算が許すならば、単体で使えるタイプを検討しましょう。
ノーリー
しかしベッドマットレスの場合は値段が一気に高くなるので、他メーカーのマットレスと比較してみた方がいいでしょう。
エアウィーヴが向かない人っている?
エアウィーヴは以下の人には向かない可能性があります。
- 極度の冷え性
- ソフトな寝心地が好み
- 安さ重視
- 末長く(10年)使いたい
- 体重が約80Kg以上ある
エアウィーヴは通気性が良く夏は快適です。
しかし冬は通気性が優れている分、冷え込みが厳しい部屋での使用は不向きといえます。
また、湯たんぽや電気あんかはエアファイバーが熱で変形する可能性もあるため、こういった器具を使わないと寝れないくらいの冷え性の方には不向きです。
耐荷重についてエアウィーヴ公式サイトで説明はありませんが、体重が重いほどエアファイバーが変形するリスクが高くなります。
購入者の口コミ
マットレスパッドの口コミ
この度、2週間ほど入院することになり、なかなか寝付けないため、職場で使用している仮眠用の
エアウィーブシングルをお借りして利用したところ、ぐっすり眠ることができました。 退院後、早速、エアウィーブスマート01シングルを購入しました。
使い始めは少し固いかと思いましたが、しばらくすると慣れ、今は毎晩快適です。仰向けで寝ても腰が深く沈まないので、腰痛がなくなりました。まだ冬にしか使っていませんが、厚い布団を掛けても蒸れは感じません。次はベッドマットレスも欲しくなってしまいました。買い替えのときに全てのマットの引き取りをしてもらえると、次回の購買に繋がると思います。高価ですが思い切って買って良かったと思います。
ベッドマットレスの口コミ
腕、手指の痺れ、痛みに長年悩まされてきたが、使い始めてから1週間も経たない内に殆ど解消しました。感激です。それまでに掛かった整形外科、整体の苦労は何だったのか?素晴らしい製品です。
質のよい睡眠ができます。首痛、腰痛も緩和できます。
ベッドマットを買い替えるにあたり、色々検討したのですが、最終的にこちらを購入しました。価格はそれなりにしますが、肩こりや腰痛も軽減しました。
折りたたみマットレス
ぐっすり眠れます。 本当に疲れがとれます。
昨年末より使用していますが、腰痛が改善し腰が痛い思いがかなり改善しました。
普通は、畳にマットレスを敷いて寝ていましたが、折り畳みが簡単なタイプのため、毎日片づけが簡単です。ただ、若干重いのが難点ですが、非常に良いと思います。
某ショッピングモールで実際に試してみて、販売員の方からで枕もセットの方がよいとのことで、ネット購入しましたが、とても相性がよく重宝しています。別なタイプも今後検討したいと考えております。
エアウィーヴの前は、トルースリーパーを10年以上使用
していました。
3代目を検討中に、エアウィーヴに変更しました。
どちらも快適です。
エアウィーヴはたたむとき、重たいのが難点です。
敷き布団
朝起きた時の体の軽さにびっくりしました。肩の緊張が減り、寝返りがしやすくなりました。購入して良かったです!!
6時間以上寝るとどうしても起こってくる腰痛については期待したほどではなかったのですが、腰痛の程度はある一定の痛さ以上にはならないらしく、6時間を過ぎても寝れるようになったことはビックリです。結果としてこの買い物は正解だったと思います。ありがとうございました。
寝つきが,良くなったような気がします。寝返りも楽です。寝返りしたときに音が少しするので,はじめのうちは気になりました。でも,前の布団のときより深く眠れている感じがします。気にならずに寝ています。
導入実績
エアウィーヴは、個人以外でもホテルや飛行機など幅広い分野で使用されています。
ホテル
- リッツ・パリ
- ザ・リッツカールトン東京
- ANAクラウンプラザホテル
- 湯布院「玉の湯」
- 石川県和倉温泉「加賀屋」
- 他多数
アスリート
- 浅田真央(フィギアスケート選手)
- 錦織圭(プロテニスプレイヤー)
- 田村優(プロラグビー選手)
- 他多数
その他
JAL国際線のファーストクラスでも、エアウィーヴマットレスパッドが導入されています。
2020年オリンピックにおいて日本選手団をサポートするため、オリンピック委員会へマットレスパッドを600枚寄贈したことも話題になりました。
エアウィーヴを安く買う方法はある?
エアウィーヴは公式ストア以外に、楽天市場などモールでも購入することができます。
残念ながら価格はどこで購入しても同じです。
特別安く買えるショップはありません。
少しでもお得に買いたいなら、楽天市場やAmazonなどモールで購入してポイントを利用することをおすすめします。
もし寝心地に不安がある方は公式ストア、エアウィーヴ楽天市場から購入しましょう。
寝心地が気に入らない場合、30日間以内なら返品・返金してもらえます。
エアウィーヴでおすすめのモデルは・・
エアウィーヴにはさまざまなタイプのマットレスがありますが、筆者の感想としては『マットレスパッド』は本当におすすめできる。
といったところですね。
今使用している布団の上に、マットレスパッドを敷くだけで寝心地を改善できるのは画期的といえるでしょう。
実際に1週間、布団の上にマットレスパッドを敷いて寝てみましたが、違いは明らかです。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
家具コンパスがおすすめするマットレスはこちらの記事でご紹介しています↓
コスパ最高!専門家が選ぶ通販で買えるおすすめのマットレス【予算別】
「エアウィーヴは欲しいけど値段が高い!」と感じるなら…
エアウィーヴはアスリートに認められた実績もあり人気ですが、安くありません。
「欲しいけど高くて買おうか迷う…」
という方は、Literie(リテリー)をチェックしてみてください。
コア材にポリエチレンを使用しており、エアウィーヴと商品コンセプトがよく似ています。
価格もエアウィーヴより安いため、予算的にエアウィーヴを買うのが厳しい方は検討してみてください。
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