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こしおさん
ノーリー
・家具業界で20年以上働いているマーケター
・商品開発やアドバイザーなど幅広い分野で活動中
目次
学習椅子の違い『ガス圧昇降』『木製』どっちが良い?選び方まとめ
種類 | 特徴 |
ガス圧昇降チェア | 操作がしやすい、機能付きタイプが多い |
木製椅子 | デザインが良い、リビング学習にも合わせやすい |
メーカーや価格帯によってデザイン、機能の違いはありますが一般的には上のような違いがあります。
結論から言いますとガス圧昇降でも木製でも、好きな方を選べば問題ありません。
しかし、どちらかを選ぶ上で最低限チェックしておきたいポイントがあります。
それでは解説していきます。
『ガス圧昇降チェア』『木製椅子』特徴と違いをチェック
デザイン
木製椅子
ガス圧昇降チェア
デザインは好みが分かれますが、木製椅子の場合は木製デスクとも相性が良く、リビング学習にも使いやすいデザインで人気があります。
ガス圧昇降チェアは樹脂とスチールで構成されているので、木製椅子に比べてクールな印象。木製デスクと合わせても違和感なく使えますが、リビングで使うとなると木製椅子の方が空間に馴染みやすいでしょう。
操作のしやすさ
座面の高さを調節するなど、操作のしやすさの面では『ガス圧昇降チェア』の方が楽です。
油圧の力で昇降するため、子供でもレバーひとつで簡単に座面の高さ調節ができます。
木製椅子の場合はガスシリンダーではないため、ボルトを一旦外して高さを決めてから再度ボルトを締め直す必要があります。
足置きステップも同様に位置調節しやすいのはガス圧昇降チェアです。
座りやすさ
座りやすさはガス圧昇降、木製椅子というより、メーカーやモデルによって異なるため一概に判定できません。
しかし座りやすい椅子には特徴があります。
・座面の奥行き調節ができる
・安定性が良い(ストップ機能付きキャスター)
座りやすさの面で大切なのは『座面』です。
特に座面の奥行き調節ができる椅子は、背もたれに背中をフィットしやすく正しい姿勢で座りやすいメリットがあります。
座りやすさにこだわりたいなら座面の奥行き調節ができるモデルがオススメです。
座面のクッションも重要です。木製椅子でクッションがない場合は座布団などを置いてあげましょう。
板座面に直に座り続けるとお尻が痛くなり、腰痛の原因にもなります。
体に違和感を覚え始めると集中力も持続しません。
最近では座って体重が掛かると自動的にキャスターにブレーキが掛かる『ストップ機能付きキャスター』が主流ですが、まだまだこの機能が付いていない学習椅子もあります。
この機能がないと、コロコロと椅子が転がり落ち着かず、注意力も散漫になります。
耐久性について
ガス圧昇降チェアの場合
ガス圧昇降チェアは、構造部が樹脂とスチールが組み合わさってできており、耐久性が高い傾向にあります。
ただし長期間使用していると、シリンダーのガス抜けにより座面が昇降できなくなる可能性があります。
昇降しなくなったら購入した店舗に対応について確認しましょう。
また、使っているうちに可動部の摩擦によりギシギシと音が鳴ることがあります。
異音が気になる場合は、こちらの記事で解決方法をご紹介しています。
参考にしてください↓
デスクチェアからギシギシ音が!簡単に直す方法はこちら
木製チェアの場合
木製チェアは構造がシンプルなので、機構部の破損はガス圧昇降チェアに比べて少ないです。
しかし組み立てが必要な木製チェアの場合はネジの緩みがないか、定期的にチェックしておく必要があります。
はじめから完成品で届く木製チェアはよほど大丈夫ですが、届いたら自分で組み立てをする木製チェアの場合、使っているうちにネジが緩んでくることは普通にありえます。
緩んだネジを放置しておくと破損の原因になったり怪我をする恐れもあるので注意が必要です。
ガス圧昇降チェア、木製に関係なく、その商品によって耐久性の違いは大いにあります。
学習椅子は安さだけで選ぶのは危険です。見た目は良くてもすぐに壊れてしまっては元も子もありません。
結局、どっち買えばいい?
ガス圧昇降チェア、木製椅子、基本的には好きな方を選んでも問題ありません。
ただし、どちらのタイプを選ぶにせよデザインと価格だけで選ぶのはやめましょう。
購入前にその椅子の特徴を理解しておくことが大切です。