木製テーブルの木にはどんな種類がある?メリット・デメリットを知ろう

木製テーブル 木 種類

木製テーブルって風合いが良くて素敵よね。木の種類ってどんなものがあるの?教えて!

ワイフワイフ

木製テーブルの木材には、さまざまな種類があります。すべてではありませんが『よく使われている木材』ついて解説しますね。
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木製テーブルによく使われている木材は7種類

最近、テーブルはお手入れのしやすいメラミン化粧板をよく見かけますが、風合いの良さでは天然木にはかないません。

木製テーブルによく使われている木の種類はおもに7種類あります。

木製テーブルによく使われている木の種類
・ラバーウッド・ウォルナット・パイン・オーク・チーク・アッシュ・アルダー

ノーリーノーリー

これ以外にも使われている木の種類はありますが、おもに使われているのはこの7種類。これらの特徴について解説します。

ラバーウッド【トウダイグサ科】

ラバーウッドの評価
高級感
(2.0)
値段の安さ
(3.0)
耐久性
(4.0)

ラバーウッドとは『ゴムの木』のことで集成材として加工してテーブルを作ります。

安価なテーブルにもよく使われていて、世界的にも流通量の多い木材のひとつです。

ゴムの樹液が出なくなった木を加工して作るため、環境に優しくエコなのも魅力のひとつ。

材質の特徴は硬くてなめらか

そのため、ラバーウッドは作業用のデスクにも最適な木材といえます。

ラバーウッドは集成材なので、無垢材に比べて反りにくく丈夫なんですよ。

 

ウォルナット【クルミ科】

ウォルナットの評価
高級感
(4.5)
値段の安さ
(2.0)
耐久性
(4.0)

ウォルナットは重厚感があり、昔から高級家具にも用いられる木材の一つです。

世界の名作家具にもよく使用されていますね。

割れや反りも少なく、塗料もよく馴染むので加工がしやすいという特徴があります。

また木の特性上、艶出し加工で美しく仕上がるなど利点が多いことから銘木として親しまれています。

ウォルナットは使い込むほど味わいを増していくのが魅力で、経年変化を楽しめます。

パイン【マツ科】

パインの評価
高級感
(2.0)
値段の安さ
(4.0)
耐久性
(2.0)

パインにはレッドパイン、イエローパイン、ホワイトパインなどさまざまな種類があり軽やかな見た目と、節目が目立つのが特徴です。

柔らかく加工しやすいのでテーブルにもよく使われますが、キズが付きやすいというデメリットがあります。

しかしパインならではの柔らかく、あたたかな風合いは昔から人気があります。

パインはカントリー調やナチュラルスタイルのテーブルによく使われています。

 

オーク【楢科】

オークの評価
高級感
(3.5)
値段の安さ
(3.0)
耐久性
(4.0)

オークは重厚で、美しい模様の木目が魅力的な木材。

木目が他の木材に比べてはっきりと出ているのが特徴

硬くて耐久性にも優れており、木製テーブルによく使われる木材のひとつです。

ノーリーノーリー

柾目(まさめ)面に美しい模様があり、虎のまだらな斑紋(はんもん)を思わせることから虎斑模様(とらふもよう)とも呼ばれていますね。

 

チーク【クマツヅラ科】

チークの評価
高級感
(4.0)
値段の安さ
(2.5)
耐久性
(4.0)

チークは東南アジアが主産地で、世界中で使われている高級木材のひとつ。

非常に硬く、伸び縮みや反りも少ないといった特徴があります。

使い込むほどに味わいを増していくのも魅力ですね。

チークは手触りがよく気品もあります。筆者が好きな木材のひとつです。

 

アッシュ

アッシュの評価
高級感
(3.5)
値段の安さ
(3.0)
耐久性
(4.0)

アッシュは高級家具でも使われる木材の一つです。

粘りと強度があって加工・着色しやすいのが特徴。美しい木目で明度も比較的安定しています。

色のトーンが安定しているので、家具を作る際に色目を合わせやすいという、作り手のメリットもあります。

アッシュは粘りと強度があることから、野球で使うバットでも使用されているんですよ。

 

アルダー

アルダーの評価
高級感
(2.5)
値段の安さ
(3.5)
耐久性
(2.5)

アルダーは木目や節が主張しすぎず、美しい見た目が特徴です。

カントリー・ナチュラル・北欧テイストなど幅広いジャンルで使われています。

優しい風合いが魅力ですが、キズには強くありません。

ウォルナットやオークに比べて材としてのグレードは低いですが、天然木ならではの良さをお値打ちに味わえるのは良いですね。

ナチュラルな雰囲気が素敵ですが、キズに弱いのがデメリットです。

まとめ

木製のダイニングテーブルは、デザインや価格だけでなく『木材の種類』も選ぶ上で大切なポイント。

しかし、木材の種類はこれじゃないとだめ!という決め方をするものではありません。

テーブルのスタイルに合った木材が使用されていることが、大切なことだと思います。

木の良さが最大限に引き出されたテーブルは、まさしく『良いテーブル』と言えるでしょう。

さいごに

テーブルのサイズはどうしたら良い?

選び方について知りたい!

という方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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